第65回旭川市中学校連盟サッカー大会
決勝 7月6日(金)忠和公園
永 山5−4(3−0)緑が丘
得点者 佐竹(14分),幸田(16分),中井(19分,31分,53分)(永)滝田(36分),相澤(48分),横尾(56分),齋藤(57分)(緑)
警 告 鈴木佑(永)
永 山 GK村元 DF鈴木,三好,庄野,柴山 MF増子,布施,佐竹,幸田 FW佐々木,中井 交代/FP板橋,大森
緑が丘 GK坂口 DF中谷,伊藤,栗山,岩倉 MF氏家,米倉,相澤,横尾 FW名和,滝田 交代/FP江端,齋藤,鈴木
【戦評/小林(神楽)】
 前日の雷雨のため延期になった決勝戦は、2年連続で決勝に駒を進めた緑が丘と14年ぶりに決勝に駒を進めた永山との顔合わせとなった。晴れ間ののぞく爽やかな微風の吹く中、緑が丘のキックオフでゲーム開始。立ち上がりは両チームともにシンプルにサイドを使い、ロングフィードから前線を走らせる展開。3分、永山はCKを得るが、GKにキャッチされ、最初のチャンスをものにすることができない。6分永山は左サイドをDF三好がオーバーラップし、チャンスメーク。細かくつないで中央からシュートを放つがこれもGK正面。対する緑が丘は前線で永山DFラインの裏をうかがうFW滝田,名和MF横尾に、ボールを送り込みプレッシャーをかける。9分には、楔からのパスを得てMF相澤がPA左からシュートするもゴール左にきれる。ややポゼッションで上回る永山が、14分、左サイドの永山MF佐竹がサイドチェンジのボールをフリーでトラップ。DFと競りながらも抜け出し、角度のない場所から迷わずシュートを放つと、ゴール天井のネットを揺らし1点目を奪い均衡を破る。さらに16分、FW中井が中央から右へダイゴナルにドリブル。サポートに入ってきたMF幸田がパスを得るとPA右外からシュート。緑が丘のDFの背中にシュートは当たり角度を変えながらゴール左隅に追加点を押し込む。勢いづく永山は、19分、中央のFW佐々木から左を走る中井にパス、DFの間を抜けてGKと1対1に。中井は落ち着いてゴール右隅にシュートを決め3点目を奪う。対する緑が丘は、21分、横尾が滝田の左からのクロスをフリーでトラップ。PA右からシュートするがGK正面ではじかれる。その後も緑が丘はロングフィードから前線の滝田を起点に左右への攻撃を狙うが、永山DF陣に阻まれ、フィニッシュにつなげることができず、前半終了。
31分、永山は佐々木が中央でのボールの奪い合いに競り勝つと、右を走るMF大森へパスを送り込む。大森が絶妙なトラップからDFの裏に抜け出し、グランダーでセンターリング。PA左に位置した中井がフリーでシュートを放ち、後半早々に追加点を決める。得点の欲しい緑が丘は、滝田にボールを集める。34分には、滝田が果敢にドリブル突破するが、DF庄野,柴山が体をはって、滝田を自由にさせない。しかし、36分、相澤が中央をドリブルで突破し、DFラインにはっていた滝田へ絶妙なスルーパスをだすと、滝田が勢いよく抜け出し、待望の1点を奪う。得点で勢いの出てきた緑が丘は、両サイドを使うワイドな展開で、永山ゴール前にボールを送り込み、バイタルエリアでのシュートチャンスを得るが、永山も凌ぐ。48分、相澤が左サイドをドリブルで走ると、中央を走る滝田へスルーパス。滝田がボールを追うと、永山DFが体をはって滝田を抑えようとするが、PA内でファール。PKを相澤が落ち着いて決め2点目を奪う。さらに追加点の欲しい緑が丘は、前線に厚みを持たせ、パワープレー気味でゴール前に攻め込む。永山はトップを残して全員でシュートコースを抑える時間が増え始める。緑が丘の攻撃を凌いだ永山は53分、中央でボールをキープした佐竹が落ち着いて左を走る10番中井にパス。絶妙なファーストタッチで抜け出すと、そのままPA左からシュート。ダメ押しの5点目を奪う。勢いが止まるかと思われた緑が丘だが、56分、右サイドに位置した横尾が30メートルをドリブル突破。そのまま切れ込み、シュートを決め、2点差と詰め寄る。さらに勢いづく緑が丘は、57分、中央の名和から右サイドを走るMF番齋藤にスルーパス。齋藤がスピードにのり、DFを振り切り、PA右付近からシュートを決め、1点差とする。手を緩めない緑が丘は、果敢にゴールに迫るが、永山も体をはって緑が丘の猛攻を凌ぎ、タイムアップ。永山が14年ぶり4度目となる優勝旗を手にすることとなった。



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