平成24年度 上川代表決定戦


決勝 7月12日(木)忠和公園
永 山3−1(1−1)神 楽
得点者 幸田(26分),庄野(37分),澤(48分)(永)石橋(25分)(神)
警 告 幸田,中井(永)佐藤(神)
永 山 GK村元 DF鈴木,三好,澤,柴山 MF布施,佐竹,庄野,幸田 FW佐々木,中井 交代/FP大森
神 楽 GK谷口 DF坂本,遠藤,佐藤,石橋 MF井上,岡本,佐々木,長田 FW霜野,齊藤 交代/FP山崎,石川,田中館,越湖,高橋
【戦評/五十嵐(愛宕),南向(北門)】
 雨の決勝は中連旭川市大会を制した永山中と,上代準決勝をPK戦の末緑が丘を倒した神楽中の対戦となった。永山はキャプテン澤が上代初スタメンに名を連ね,さらに準決勝では不在であった上野校長先生もベンチ入り,ベストの布陣で決勝に臨む。一方の神楽はキャプテン石橋が準決勝に続きDFラインに入る布陣で上代初優勝を狙う。
永山が「ヤーヤーヤー」の円陣で気合?を入れ,神楽中のキックオフで試合が始まる。開始30秒,ファーストシュートは永山庄野。右サイドに出たボールをペナルティエリア外から狙うがGKの正面を突く。4分にも右サイドを突破した庄野がクロスを送り,ファーサイドで佐竹が左足ボレーでシュート。中盤でセカンドボールを拾う永山が押し気味に試合を進める。神楽のファーストシュートは8分,齊藤がスローインのこぼれ球を拾い,ペナルティエリア外からシュートを狙うが枠をとらえることはできない。永山は13分右サイドのスローインを澤がロングスロー。ゴール前の中井が落とし,布施がエリアのライン上からシュートを狙うがわずかに右にそれる。試合は永山ペースで進むが神楽DFも集中して跳ね返し,互いに無得点のまま15分を過ぎる。永山は21分,澤が右サイドからアーリークロス,中央の中井が逆サイドに展開 佐竹がクロスボールを佐々木がヘディングシュート。シュートは枠をとらえられないが,永山らしい美しいパス回しが出始める。25分,神楽 石橋がこぼれ球をDFラインの裏のスペースにパス。GKの前でバウンドしたボールはそのままゴールに吸い込まれ,押されていた神楽が先制点を挙げる。直後の26分。右サイド 澤のロングスローから中央に走りこんだ幸田がボレーシュートを決め,すぐさま同点に追いつく。30分にも右サイドのスローインこぼれ球を永山布施が拾い,落としたボールを佐竹が右足でシュート。惜しくもゴール右にそれる。試合は1対1のまま前半を終える。
永山のキックオフで始まった後半。立ち上がり,2本のCKを得た永山であったが,神楽も体を張ってゴールを割らせない。その後も永山優勢のまま試合は進む。5分に布施がエリア外からシュートを打つも,ゴールをとらえることはできない。7分 ペナルティエリア外 ピッチ中央で澤からのパスを受けた布施がダブルタッチで相手をかわしペナルティエリアに侵入,相手をひきつけ,右でフリーになった庄野に右アウトサイドキックでパス。パスを受けた庄野が冷静にゴール左に蹴りこみ,待望の勝ち越し点を奪う。11分には左サイド25mのFKを中井が直接狙うが,神楽遠藤が辛うじてヘディングでクリア。同点に追いつきたい神楽であるが,なかなかチャンスを作ることができない。44分に齋藤が30mのロングシュートを狙うが,GKの正面を突く。48分 永山は左サイドで30mのFKを得る。中井が直接狙ったボールはGK谷口の手をかすめて,バーに当たり跳ね返る。そのボールをゴール前に詰めていた澤が押し込み,リードを2点に広げる。懸命にゴールを狙う神楽も,怪我で遠藤,石橋の交代を余儀なくされチャンスを作ることができない。試合はそのままタイムアップ。永山が3対1で神楽を下し,昭和53年度以来34年ぶり4度目の全道大会への切符を手に入れた。



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