| 準決勝 |
| 広 陵６−１（３−１）コンサドーレ旭川 |
| 得点者 |
間崎(２分)(コ)大島(８分，８分，16分，19分)，畠山(９分)，橋本(19分)(広) |
| 広 陵 |
ＧＫ室井 ＦＰ松下，畠山，大島，橋本 |
| コンサ |
ＧＫ但野 FP間崎，原，吉田，坂口 交代：FP佐々木，千葉，高橋，水正，阿部，宮崎，石川，東藤，櫻井，鈴木ＧＫ大木 |
| 主審:佐藤(パステ)，第２審:谷山(緑が丘)，副審:伊藤(フ委)，タイムキーパー:後藤(フ委) |
【戦評/佐藤（東明）】 準決勝第1試合は、緑が丘中を激闘の末破ったコンサドーレ旭川とパステークを危なげなく倒した広陵との対戦となった。コンサドーレのキックオフでゲーム開始。まずはコンサドーレ旭川の間崎がドリブル突破から、強烈なシュート、枠を外れる。コンサは、どの選手もシュートを第1に攻撃を組み立てていく。広陵中は、コーナーキック3連続からシュートを放つも、枠を外れる。個々の動き出しが組織され、フットサルらしい攻撃を繰り出す広陵に、厳しいマンツーマンマークで対抗するコンサ。最初のゴールは、1分コンサ間崎が、タッチキックのボールを広陵の一瞬のすきをついてゴールに突き刺す。そこから、攻守の切り替えが早くなり、シュートも枠を捉えるが、コンサ但野、広陵室井両ＧＫが、好守し、得点を許さない。広陵は徐々に、大島のドリブル突破を起点にペースをつかむ。7分、松下のインターセプトから右サイドの大島へパスが渡り、ほぼ0度シュートを決める。同7分、浮き玉を大島がヘディング。ＧＫさわるもゴールに吸い込まれる。8分、大島が広陵自陣から大きくキックイン。浮いたボールを畠山が、見事にヘッドし3点目を挙げる。追いすがるコンサは前半終了間際、間崎のドリブルシュートから怒涛のシュートを放つも、広陵の体を張った懸命のディフェンスで得点を許さない。後半は、追いかけるコンサが、ハイポストを置き、ペースをつかもうとする。広陵は、丁寧なパス回しで時間を稼ぎ、カウンター気味の攻撃を仕掛ける。コンサの攻撃を粘り強く耐えた広陵にチャンスがおとずれる。15分、松下のインターセプトからゴール前にシュート、大島がＧＫのブラインドとなり追加点。18分には、橋本、大島の追加点も生まれ、ゲームセット。広陵中が決勝にコマを進めた。
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| 準決勝 |
| 附 属８−４（４−２）啓 北 |
| 得点者 |
山根(３分，９分)楠(４分，６分，10分，14分，17分)，松田(12分)(附)平野(６分)，武藤(７分)，永井(14分)，ＯＧ(18分)(啓) |
| 附 属 |
GK田中 FP山根，楠，原田，松田，交代：河口，新田，金澤，松本 |
| 啓 北 |
GK坂本 FP三浦，武藤，平野，永井，交代：斎藤，二階堂 |
| 主審:西川(上富良野)，第２審:平間(明星)，副審:後藤(フ委)，タイムキーパー:佐藤孝(フ委) |
【戦評/伊藤（東陽）】 準決勝第二試合は附属と啓北の対戦となった。ともに高い技術と身体能力をもつ両者。啓北のキックオフで始まる。１分啓北永井のカウンターから持ち込んでのシュート、わずかに枠を外す。序盤、ワイドにポジションをを保持しながら前線へとボールを運ぶ附属に対して、コンパクトに中を締めてパスカットからシンプルに攻めようとする啓北。附属のペースでゲームが進む中、積極的なシュートが啓北ゴールを脅かす。啓北もカウンターから一気にペースアップして攻撃に転じるが、なかなかシュートまで持ち込めない。そんな中、４分、附属山根が切り込んで左サイドからゴールを奪う。これでペースをつかんだ附属は５分に松田が落としたパスを楠がシュート。二点目をあげる。だが啓北もカウンターから平野がドリブルで持ち込み、１点を返す。直後、附属も楠が今度は右サイドから三点目。離されまいと啓北は前がかりになった附属の間を抜き、コーナー付近から上がったセンタリングを武藤がヘディングシュート。二点目を奪う。その後、双方チャンスをつくりながら９分、附属原田が左サイドから出した速いパスを山根がダイレクトで決め、再び突き放す。そしてそのまま前半終了。後半も附属ペースでゲームが進む。１１分に楠がゴールを奪うと、１３分には松田がパスカットから素早くターンしてシュートを決める。１５分には間接フリーへキックから楠がゴールを決め、点差を広げる。啓北も永井にボールを当て、シンプルにシュートを狙うがなかなかゴールに結びつかない。だがその永井が自陣から入ったボールを自らターンしてシュートを決める。まだ時間のある中、一進一退の攻防が続き、１８分、附属は啓北GKのスローをカットすると楠がそのままドリブルで持ち込みさらに追加点をあげる。啓北もカウンターから積極的に附属ゴールに迫り、オウンゴールで追加点をあげるが追いつくまで行かず、附属が決勝進出を決めた。
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