第8回全道フットサル2011(U-14)旭川地区予選

決 勝
附 属8−4(5−3)広 陵 )
得点者 松田(1分,7分,15分,17分),山根(3分,6分),楠(7分,19分)(附)畠山(2分,19分),大島(5分),松下(17分)(広)
附 属 GK田中FP山根,楠,原田,松田,交代:河口
広 陵 GK室井FP松下,畠山,大島,橋本,交代:錦戸,細川
主審:佐藤博(フ委),第2審:森(フ委),副審:(フ委),タイムキーパー:(フ委)   
【戦評/後藤(北都)】
 決勝戦は広陵中学校と、圧倒的な攻撃力で2連覇を狙う附属中学校との対戦となった。前半は附属中学校のキックオフで始まった。開始早々、楠・山根を中心に怒涛の攻めを見せる。コーナーキックのチャンスをつかむと、楠が右45度から合わせるがゴール頭上を越えていく。FKのチャンスを得るも、広陵GK室井のファインセーブによりこれを阻まれる。1分、附属はキックインから松田がボレーで合わせて先制する。広陵もすぐ後の2分、松下がドリブルで中央を駆け上がり、走りこんだ畠山がラストパスを受けるとGKの逆を突き同点に追い付く。追いつかれた附属はすぐさま早い縦への攻めで山根があっさりと突き放す。前線からの強いプレスを掛け、広陵も積極的に奪いに行く。すると5分、キックインからのこぼれ球を大島が落ち着いて決めると再び同点に追い付く。同点に追いつかれた付属だが、ここから怒涛の反撃が始まった。原田へのポストプレーから楠・山根とつないでダイレクトプレーであっさり勝ち越す。7分には楠・松田とそれぞれゴール、気づいてみれば前半を5対2と附属がリードして前半を終える。後半に入り反撃のきっかけをつかみたい広陵は、松下・橋本を中心にシンプルにつないでゴールを狙いに行く。附属GK田中も素早い反応でこれを防ぐ。附属はインターセプトから山根・楠木がドリブルで持ち込み勝負をしかけるが、GK室井も必死にはじく。広陵は橋本がサイドを駆け上がり、中に折り返すが惜しくも畠山のヘディングは空を切る。なかなか両チームゴールを割れない時間帯が続いたが17分、附属は左サイドでボールを受けた松田が切り込み、シュート。GK室井がはじいてこぼれたところを詰めていた原田が押し込んで追加点を得る。このままでは終われない広陵は松下が中央をドリブルで切れ込んで、附属ゴールにたたきこみ1点を返し3点差とする。勢いに乗りたい広陵だったが、キックオフを右で受けた附属松田にミドルシュートを決められ再び4点差とされる。GKも攻撃参加し、ゴールを狙いに行く広陵だが、19分にはGKが飛び出したところを楠が落ち着いて蹴り込み5点差となる。あきらめない広陵は19分、大島からのクロスに畠山がボレーで合わせてゴールを決めるが圧倒的な攻撃力を見せつけた附属が8対4と勝利し、2年連続の優勝と同時に、U-15との連覇を成し遂げた。 
 


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