平成22年度第2回道北ブロックカブスリーグU-14



決勝 10月17日(日) 花咲球技場
北 門3−1(2−0)緑が丘
得点者 今野(17分),内田(22分,35分)(北)杉本(47分)(緑)
警 告 野村(緑)
北 門 GK田中 DF高橋航,鈴木,高橋温,山本 MF関,今野,伊藤勇(槌谷) FW小澤,斎藤友,内田
緑が丘 GK中嶋 DF鶴羽,加藤拓,相澤,谷地元 MF杉本,岩田,野村,風上(伊藤) FW岡,滝田
【戦評/則末(永山)】 開始早々こそ岩田から岡のポストプレーから押し込んだ緑が丘だが,次第に中盤でのボールを拾う北門のペースとなる。3分には内田のパスから小澤が受けゴール前に待つ今野にラストパス,フリーの今野がインサイドで合わせるが緑が丘DFがかろうじてコースに入れブロックする。その後も今野、関が再々左サイドを突破し,ゴールに迫る。緑が丘のカウンターに対しては高橋航が落ち着いたカバーリングで対応して緑が丘の攻撃陣を封じる。緑が丘は,野村のパスから左サイドの杉本のドリブルで何とか崩そうとするが,中央へのボールはすべて高橋航がはじき返す。左サイドにボールを集中させた緑が丘は16分野村が左サイドから右サイドへクロス気味のラストパス,岡が抜け出てシューとをを放つがゴール右へそれる。17分北門は左サイド35mの位置でFKを得る。これを今野が狙うとボールはバーにあたってゴールラインを通過し先制点となった。この時間帯は中盤で野村がボールを受ける場面が増えその配球から盛り返していただけに痛い失点となった。逆に北門はこの1点で失っていたリズムを再び取り戻し,中盤で今野が,斎藤友,小澤らとポジションチェンジを繰り返しながら緑が丘守備陣の的を縛らせず中央をこじ開けようとする。そして 22分北門は左サイドで関ががんばり中央へ,中央でボールを受けた斎藤友がトゥーキック気味に右サイドのスペースに出すと走り込んだ内田がGKの出際を浮かせて追加点をあげる。中盤では伊藤勇が相手のボールをよく奪取し緑が丘を押し込む要因となるなど中盤を制した北門が2点のリードを奪い終わった。 後半何とかリズムを取り戻したい緑が丘は野村を中心に何とか前線へボールを送ろうとするが,高橋航の読みのよいカバーと鈴木の1対1の対応ではじき返されてしまう。さらに北門は攻撃でも今野がバイタルエリアでいいアクセントとなり,左サイドへ緑が丘守備陣を広げるスクエアなパスを配球し,サイドバック山本のオーバーラップも引き出し厚みのある攻撃をつくる。35分北門は斎藤友が中央から右サイドの内田にスルーパス。DFのギャップを抜け出した内田はまたしてもGKの出際を巧みなシュートを決めて大きな3点目を奪った。緑が丘も10分右サイドに進出した杉本もクロスが滝田に合わせるなどして何とか得点の機会を狙う。13分には岡と野村のスピードにのったプレーから滝田がミドルシュートを狙う。しかし,北門も攻撃の手を緩めず15分には今野のスルーパスを小澤が折り返しゴール前でフリーとなった斎藤友が合わせるなど決定的なチャンスをつかむ。17分緑が丘は岩田の右CKがワンバウンドしたところを杉本がヘッドで押し込んで1点を返すが,北門はなおもチャンスを作り,緑が丘に勢いを与えない。。20分には今野のスルーパスに小澤がフリーとなってシュートを放つ。更に22分にも伊藤勇、今野,関とつながって左サイドからのアーリークロスを小澤がヘッドで狙うなどゴールを脅かす。緑が丘も25分岡のクロスボールに相澤が合わせるが無情にもボールはディフレクションしてゴールポストにあたる。試合は結局3対1のスコアのまま終了。中盤を支配した北門がブロックカブスU-14としては初めての秋の新人戦としては5年ぶりの優勝を飾った。






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