第7回全道フットサル2010(U-14)旭川地区予選

準決勝
北 門3−2(0−0)明 星
得点者 高橋佑(12分,18分),佐々木(14分)(北)大森(12分,18分)(明)
北 門 GK松本 FP菅原,原,佐々木,高橋佑 交替/FP能代
明 星 GK景山 FP佐藤,鹿野,古山,大森 交替/FP藤川,石山
主審/對馬(東神楽) 副審/角(愛宕) 3審/佐藤(フ委) TK佐藤(フ委)
【戦評:森(フ委)】 準決勝第一試合は,圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた2チームの戦いとなった。明星のキックオフで始まった前半。互いに持ち味のスピード生かした激しい攻防が続く。徐々に北門がペースを握り始め,決定機を作るが決めきれない。その後も,北門が押し気味に試合を進めるが,明星の身体を張った守備とGK:景山の好守によって得点はならず,スコアレスのまま前半を終える。 早く先制点をあげ,試合の主導権を握りたい後半。両チームとも一層,好守に激しさを増していく。そしてスコアが動いたのは,12分。中央付近で,明星のパスをインターセプトした北門高橋佑が,鋭いドリブルで切れ込みそのままシュート。ゴールネットを揺らし,待望の先制点が北門に入る。しかしその直後,中央やや右で得たFKを明星大森が直接ゴールバーをかすめゴール。試合は振り出しに…。このゴールをきっかけに,ゲームは一気に動き出し,さらに激しさを増す。14分,明星陣内で得たボールを能代,高橋佑,佐々木とダイレクトパスで完全にディフェンスを崩しゴール。北門が再びリードを奪う。このまま試合が決するかと思われた18分。明星のCKが底に入っていた大森に入る。一瞬,北門の足が止まり寄りが遅くなったところを冷静に決め,同点。俄然勢いに乗りたい明星であったが,同点となったの直後,北門高橋佑が冷静にシュートを決め再びリード。このシュートが決勝点となり,北門が決勝進出を決めた。敗れたものの最後まで,あきらめることなく,ボールを追い続けた明星の健闘をたたえたい。


附 属12−5(9−2)上富良野
得点者 中野(1分,2分,4分),山根(3分),工藤(6分,8分),楠(7分,8分),坂本(9分,11分),原田(13分),高橋(14分)(附)世坂(2分),江嶋(5分,18分,20分),中澤(18分)(上)
附 属 GK/野瀬 FP/工藤,楠,中野,山根 交替/GK黒沢 FP坂本,松田,河口,原田,秋津,高橋,金澤,新田,田中,白坂
上富良野 GK/矢幡 FP/鑓野目,布施,世坂,江嶋 交替/FP中澤
主審/高田(中富良野) 副審/添田(広陵) 3審/森(フ委) TK/佐藤孝(フ委)
【戦評/佐藤孝(フ委)】 準決勝第2試合は、ゴールに迫るプレーが速い附属中と広陵中とのPK戦を制し勝ち上がってきた上富良野中との対戦となった。上富良野中のキックオフでゲームが開始されると、怒濤のゴールラッシュ劇場が幕を開ける。上富良野ボールを奪った附属が、上富良野陣内で立て続けにシュートを放ち、0分中野が先制ゴールをあげる。すかさず上富良野も1分、附属ゴール前のルーズボールを隙を突いて押し込み同点。ジャブの撃ち合いが終わり、試合が落ち着くかと思われたが、附属中野がすぐさま逆転弾、2分には山根が左足を豪快に振り抜き、3分にまたしても中野がハットトリック達成と突き放しにかかる。4分過ぎからは、ボールを回しはじめた附属のルーズボールを奪って、上富良野の布施や江嶋がシュートを放ち、追いかけるモードができあがり、5分に附属の反則を得る。これを江嶋が直接決め、反撃開始かと思われたが、5,6,7,8,9分と工藤、楠が2点づつ、坂本がこぼれを決めて、上富良野に反撃を全くさせない展開となる。後半が始まっても、手を抜かない附属は、坂本、原田、高橋と華麗に決めて、トータル12点ゲット。上富良野は15分過ぎから江嶋、布施、中澤が点数を上げるも、追いつくには時間がなさ過ぎ、ゲーム終了。附属中のどん欲な得点力が際だち、初の決勝進出を決めた。





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