準決勝
神 楽7−1(4−0)上富良野
得点者 首藤(1分,6分,13分),谷口(7分),上野(9分),綿谷(15分),寺林(18分)(神)畑中(11分)(上)
神 楽 GK田中館 FP綿谷,首藤,谷口,小澤 交代/FP寺林,小林,上野,斉藤,石川,小川
上富良野 GK藤崎 FP芝田,中田,三瀬,畑中 FP岩澤,迫田
 全道出場をかけた準決勝第一試合は神楽中と上富良野中。上富良野のキッフオフでゲームは始まったが開始1分、早くも神楽首頭がパスミスを奪って一点目のゴールを挙げる。この先制点から神楽ペースで試合は進み、2分3分と続けざまにシュートを放つ。上富良野も引き気味のディフェンスから芝田、畑中とボールをつないでカウンターを狙うがなかなか前線に運ぶことができない。そして8分、神楽の立て続けのシュートをキーパーの好セーブでなんとかしのいでいたが神楽に貴重な二点目が入る。キーパーの弾いたボールを首頭がダイレクトでシュート。ゴールネットを揺らした。そして9分に三点目、10分に4点目を上げ、神楽ペースのまま前半を終える。
 後半、なんとか追いつきたい上富良野は前線から積極的にボールを奪いにかかる。そして畑中がドリブルで仕掛け、ついに神楽ゴール前でフリーキックを得る。これを畑中が直接ゴールにたたき込み、1点を返す。この得点で勢いの増した上富良野中はリズムよくボールを回し始め、シュート数が増える。対する神楽はリードを大切にワイドにじっくりと守りながら前線へのフィードで攻撃を組み立てる。そして14分、神楽首頭が前線で受けたボールをシュート。これが上富良野の選手に当たり、追加点となる。ここからまたペースは神楽に。だがリードを守る形を崩さず決して深追いはしない。上富良野も畑中のドリブルから攻撃を試みるが神楽の堅いディフェンスに阻まれ形が作れず。その間にも神楽は追加点を16分、19分と奪い、そのまま試合は終了。全道への切符を手に入れた。
啓 北4−2(2−0)緑が丘
得点者 山内(1分,9分),保田(16分),高橋竣(18分)(啓)佐藤(13分,19分)(緑)
啓 北 GK永井 FP高橋竣,保田,山内,笠原 交代/FP藤原,藤村
緑が丘 GK青田 FP中島,近江,佐藤力,荒川翔 交代/FP宮下
啓北と緑が丘の全道をかけた戦いが静かな雰囲気の中で始まった。啓北は後ろに張る高橋・保田が落ち着いてボールを回し,山内が突破を試みる。緑が丘は近江,荒川の突破を中心に試合を組み立てる。
 試合が動いたのは3分,高橋からののパスを受けた山内が巧みなボディーコントロールで右足を一閃。貴重な先取点を奪う。その後も啓北が押し気味に試合を進める。緑が丘も時たまシュートを放つがゴールを奪えない。緑が丘は宮下を投入。宮下の巧みなボールコントロールにより啓北陣でボールをキープできるようになり,少しずつ緑が丘にもチャンスが訪れ始める。しかし,残り時間もわずかになった時,山内が一瞬の隙を突き相手のパスをカット。ゴール右上に技ありのシューとを決める。
 何とか得点を取り返したい緑が丘は,後半の最初から積極的にボールを動かす。しかし,啓北も攻め手をゆるめいない。しかし,緑が丘中島が左サイドのキックインから一瞬の隙を突いて左足でシュートを決め1点差に詰め寄る。その後も一進一退の攻防が続き膠着状態だったが,左サイド深いところから保田が右足でゴールを決める。啓北は高橋がパスカットからゴール前のワンツーでシュートを決め4対1となる。緑が丘もあきらめることなく攻め続け1点を返すが,そのままタイムアップ。啓北が全道出場とともに決勝進出を決めた。 
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