平成20年度JFAプレミアカップ旭川地区予選


3位決定戦 8月17日(日)コンサフィールド東川
北都・明星3−0(0−0)聖園・北門
得点者 石山(13分),大森(35分),工藤(51分)(北)
北都明星 GK景山 DF長谷川,煙山,鹿野,藤川 MF太田,古山,上野,工藤 FW大森,石山 交代/FP佐藤
聖園北門 GK松本 DF神保,小川,佐々木,菅原, MF高橋勇,村山,原,青野 FW能代,高橋佑 交代/FP菊池
【戦評/鈴木(愛宕)】 全道をかけた一戦は合同チーム同士の対戦となった。グループリーグでは聖園北門が勝利を収めているカード。立ち上がりやや動きの硬い聖園北門に対し,北都明星は中盤の速いチェックでボールを奪い優勢に試合を進める。4分右タッチライン際からのFKを工藤が石山の頭に合わせるが惜しくもゴール左へ外れる。11分にも工藤が右サイドからフリーで走り込む石山,大森に絶好のセンタリングを合わせるがこれも合わない。15分過ぎには,大森,石山の突進力を生かした攻撃で聖園北門ゴールに迫るが,聖園北門DF菅原,佐々木の堅い守りにゴールを割ることができない。21分には大森が胸でワントラップし,振り向きざまに右足でシュートを放つが,右に外れる。北都明星は,圧倒的に聖園北門を押し込み次々とチャンスを迎えるが,どうしても決めきれない。ここまで防戦が続いた聖園北門も23分,ゴールやや右20m付近のFKを青野がゴール前の混戦で待つ佐々木に合わせるがDF鹿野が体を寄せて競り勝つ。前半終了間際には,工藤がニアサイドに蹴りこんだ右CKをGKがファンブルし,大森がつめるが惜しくも得点にならず。北都明星優勢のまま前半は終了した。 前半の流れを生かし先制点をあげたい北都明星は,後半開始から積極的に攻めに出る。31分北都明星は,大森がドリブルから左サイドをあがる上野にパス。上野は角度のないところからシュート。GKがはじいたところを石山がプッシュして北都明星は待望の先制点を奪う。続く35分には中盤で工藤から石山にパスが出,ゴールに向かってスピードをあげてドリブル。突破するとみせかけて2列目からあがる大森にパスを送ると,大森はDFと競り合いながらも左足でゴールを決めた。2点のビハインドとなった聖園北門は,高橋佑の突破力を生かして得点を狙うが,DF4枚を残して深く守る北都明星の堅い守備に合い,前線で孤立した状態。また,高橋祐が積極的にドリブルでしかけるが,鹿野を中心とした北都明星の守備陣を崩せない。51分北都明星はゴール前の混戦で大森,石山が粘り強く競り合ってこぼれたボールを,工藤が右足で思い切りよく蹴りこみ駄目押しの3点目をあげる。前半の流れを生かし,聖園北門の攻撃を封じた北都明星が3対0で勝ち,全道大会への三番目の切符を手に入れた。

主審/對馬(東神楽) 副審/柴田(北星),松山(コンサ) 第4審/則末(啓北)

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