準決勝 7月30日(月) コンサフィールド東川 | |
緑が丘1−0(0−0,延1−0)HOKUEI | |
得点者 | 豊田(61分)(緑) |
緑が丘 | GK今多 DF館山,佐藤,大田,國本 MF田端,川口,猪川,横田 FW土田,久保 交替/FP豊田 |
HOKUEI | GK浅野 DF加藤,河原崎 MF安藤,新重,本田,加賀谷,吉田 FW柏田,佐藤 交替/FP中島 |
主審/添田(広陵) 副審/目黒(神楽),川口(コンサ) 第4審/森(忠和) | |
【戦評/則末(啓北)】 序盤から膠着状態が続いた準決勝第1試合。互いに中盤でプレッシャーをかけあい,相手に自由にプレーさせない。緑が丘は猪川が中盤をコントロール。MF田端もからんで,右の横田,左の川口のサイドから攻撃をしかける。HOKUEIは,緑が丘にボールの支配を許しながらも ![]() 後半も緑が丘が攻撃のリズムをつかむ。3分には川口, ![]() そして61分ついに均衡が破れる。緑が丘猪川のスルーパスを受けた豊田がGKまでもかわし,左足で無人のゴールに流し込み,決勝点を奪った。70分間にわたって,攻撃を繰り返した緑が丘が,フィニッシュの精度には欠きながらも1対0で勝ち,全道への切符を手にした。 |
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コンサドーレ旭川2−1(0−1,延1−0)神楽・東神楽 | |
得点者 | 高橋(36分),高木(64分)(コ)斉藤(7分)(神) |
コンサ | GK武島 DF後藤,西垣,宮本 MF高橋,細岡,玉田,高木,岸本 FW森木,石井 交替/FP岡本,原田,山 |
神楽東 | GK根本 DF角田,寺林,小澤 MF鳥毛,斉藤,小川,猪上,平岡 FW山川,原田 交替/FP中山,駒谷 |
主審/西川(永山南) 副審/村上(永山),高橋(明星) 第4審/添田(広陵) | |
【戦評/則末(啓北)】 序盤,コンサドーレ旭川はFW石井のポストプレーに玉田,細岡の中盤がからに,キックオフから何度も得点のチャンスをつくる。開始から3分間に,玉田のパスから細岡のシュート,森木のCKから細岡のヘッド,細岡から森木のシュートと3度の決定機を迎える。その後も高木の左サ ![]() ![]() 後半に入りコンサは岸本と高木の両サイドからの攻撃が多くなる。36分コンサは高橋の左CKが直接ゴールインし,やっとの思いで同点に追いつく。しかし,同点にしたとは言え,精神的に追いつめられたコンサは,ボール支配率こそ高いものの,ボールを保持する時間が長く,スムーズなボールポゼッションができない。ボールがクラウンダーで展開されることも少ないため,神楽・東神楽守備陣を崩しきれない。相手DFにパスを引っかけたり,ワンタッチで前を向けなかったりと,パスワークに時間がかかり,コンサ特有の連動した動きが陰を潜める。そのため長いフィードが多くなり,自陣を固める神楽・東神楽守備陣に跳ね返される。高さでも寺林,角田がよく対応し,持ちこたえる。27分のコンサの波状攻撃も,FW石井のシュートをGK根本がキャッチする。さらに岸本と石井の個人技でシュートチャンスをつくるものの,ゴールの枠を外れる。 試合は1対1のまま延長戦に突入。延長戦の開始早々は鳥毛,斉藤が相手DFの背後をねらってパスをしかける。しかし,コンサは64分玉田のスルーパスをペナルティエリアで高木がフリーで受ける。高木は中に一二歩切れ込み,右足を一閃するとボールはゴール左隅に決まる。健闘していたGK根本も一歩も動けず。集中していた神楽・東神楽守備陣もこの瞬間はマークのずれてしまった。試合は結局この1点が決勝点となったが,コンサを最後まで苦しめた神楽・東神楽の粘り強さは素晴らしいものがあった。 |
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