平成16年度旭川地区新人戦

決 勝

 

緑が丘3−0(0−0)東 明
得点者 成田祐(36分,45分,55分)〔緑〕
緑が丘 GK西川 DF若林,広重,柳澤,黒沼 MF金森,成田洋,杉本,三浦峻 FW塚田,成田祐 交替/FP鷹橋,猪川
東 明 GK小足 DF澤田,宮崎,前田 MF徳廣,木村,渡邊,中村,鈴木 FW松井,佐藤 交替/FP嵯峨,山中
主審/五十嵐(東神楽) 副審/松山(コンサ),高原(北門) 第4審/宮越(広陵)
【戦評/則末(啓北)】 本日2試合目のため,消耗のため互いに中盤がやや空いた状態で試合は進んだ。そのスペースを緑が丘は成田祐,杉本がドリブルで突破を図りシュートチャンスを狙う。実際に8分には成田祐が右サイドから中央へドリブルで割って入りゴールに迫る。しかし,東明GK小足が体でブロックして得点にはならなかった。最終ラインでは前田が体を張ったカバーリングを見せ,シュートチャンスの芽をつぶす。緑が丘は準決勝のような出足のよさや中盤での丁寧なパスワークが見られず,攻撃を組織だって組み立てられない。一方東明も前線の佐藤めがけてフィードするものの,単調な攻撃にかたより,緑が丘DFの黒沼,広重にはじき返される。緑が丘は終盤に入り,ボールが落ち着きだすと,成田洋,三浦峻から左サイドの杉本にグランダーのボールが供給され始め,東明DFを崩しにかかる。東明も27分自ら得たFKを渡邊が直接狙うがGK西川が横っ飛びで防ぐ。互いにやや決め手に欠いたまま前半は終了した。 後半緑が丘は,MF金森がボールによくからみだし,中盤でつなごうとする意識が高まる。しかし,疲労からか少しずつパスの精度が落ちる。36分緑が丘はDF黒沼が出足よく相手のボールを杉本へ。杉本は,二、三歩ドリブルした後,シュート気味のセンタリングを入れると,中央のよく詰めていた成田祐がインサイドで押し込んでついに均衡を破った。この1点で徐々に緑が丘は中盤でのリズムがよくなる。40分には鷹橋のパスから右サイドを切り崩した成田洋がシュートを放つ。そして45分,杉本の縦パスを受けた成田祐が胸でのワントラップで縦に相手DFを抜き去り,左足でGKの頭越しに頭脳的なシュートを決め追加点を奪った。東明も必死の反撃を見せ,鈴木,渡邊を軸に攻めるが逆に緑が丘のカウンターを浴びる。55分には杉本のCKを金森がヘッドで角度を変えたところを成田祐がダイレクトで強烈なボレーシュート。GKに当たりながらもボールの勢いは留まらずボールはゴールネットを揺らした。結局地力に勝る緑が丘が成田祐のハットトリックの活躍で3対0と快勝。10月に行われる全道大会への切符を手に入れた。

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