| 広 陵７－２（６－１）啓 北 |
| 得点者 |
石井（９分，19分），串橋（15分），小林（18分，23分，49分），岩田（22分）〔広〕小橋（１分），主藤（53分）〔啓〕 |
| 警 告 |
大田（広） |
| 広 陵 |
ＧＫ岡本 ＤＦ菊地，大田，足立 ＭＦ田中，村松，阿部，串橋，小林 ＦＷ岩田，石井交替/ＦＰ作田，庄末，加藤，北野，永井，室井，辰己
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| 啓 北 |
ＧＫ小﨑 ＤＦ大渕，佐々木，高市，芝木 ＭＦ中薗，田中優，主藤，小島，鈴木 ＦＷ小橋交替/ＦＰ西本，高草木，田中椋
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| 主審/矢吹（神居東） 副審/小野（鷹栖），阿部（附属） 第４審/宮川（東光） |
【戦評/久世（北都）】 前日からの雨でピッチコンディションが悪く，早朝には雪がちらつく悪天候の中，準決勝は広陵と啓北の強豪同士の対戦となった。啓北はＤＦ山田を怪我で欠いたため，高市をＣＢに下げて試合に臨む。啓北はキックオフのボールをＭＦ田中優が後ろに戻すと高市がダイレクトでＦＷ小橋に低いライナー性のボールを送る。このパスが広陵ＤＦの間を抜け，タイミングよく走り込んだ小橋がＧＫと１対１になる。小橋は落ち着いてゴールに流し込み先制点を奪う。その後は風上にたつ広陵が中盤でプレスをかけボールを支配し始める。両サイドの田中，阿部のワンタッチパスを使った突破。ＦＷ岩田，石井のドリブルで啓北ＤＦを追い込む。９分広陵の速いパス回しに啓北ＤＦがクリアしきれなかったボールを拾った広陵石井がペナルティエリア内に切れ込み，左へ流 れながらゴール右隅に決め同点においつく。その後も広陵は両サイドバックも攻撃に参加し流れをつかむ。15分ハーフウェーライン付近でボールを奪った広陵ＭＦ串橋がやや前に出ていたＧＫの位置を見て，ロングシュート。このボールが風にのってゴールに吸い込まれ逆転に成功する。さらに広陵は左サイドでパスを受けた石井がファーストタッチでＤＦを振り切り，左サイドをドリブルで持ち込みセンタリング。このボールがこぼれたところをＭＦ小林が走り込みダイレクトでゴール右に決める。たたみかけるように19分，啓北の攻撃を自陣でカットし，ハーフウェーライン付近で待つ石井にパスが出る。このパスを受けた石井はドリブルでＤＦを抜き去りＧＫもかわして４点目のゴールを決める。風下の啓北は強風を真正面から受け，相手陣内に攻め入ることができない。広陵は22分左ＣＫのこぼれ球を，23分にも中央でこぼれ球を拾い，いずれも小林がシュートを決め啓北を突き放す。 後半何とか１点を返したい啓北は３9分ＭＦ中薗がドリブルで持ち込みペナルティエリアのやや外でＦＫを得る。このＦＫを高市が直接狙うがＧＫ岡本がパンチングで逃れる。46分カウンターから啓北小橋が抜け出し，広陵ＤＦと競り合いながらシュートを放つがクリアされる。一方広陵は49分，ハーフウェーライン付近でパスを受けた小林が走り込んだ岩田にスルーパス。これを受けた岩田が右サイド辰己へ展開，辰己はダイレクトでファーポストへ。ウラから詰めていた小林がハットトリックを完成するゴールを決める。53分啓北は主藤が１点を返すゴールを決めるが時すでにおそく，７対２という予想外の大差で広陵が決勝へと駒を進めた。
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| 緑が丘１－０（０－０）コンサドーレ旭川U-15 |
| 得点者 |
成田（38分）〔緑〕 |
| 警 告 |
山本（コ） |
| 緑が丘 |
ＧＫ大橋 ＤＦ岸本，鈴木，片岡，増田 ＭＦ村岡，三浦，熱田，堤 ＦＷ深川，成田 |
| コンサドーレ |
ＧＫ本池 ＤＦ田辺，京野，内田，松原 ＭＦ菅野，藤田，佐藤佑，藤村 ＦＷ小山内，山本交替/塚原，佐藤由
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| 主審/西川（聖園） 副審/添田（春光台），谷山（北星） 第４審/伊藤（広陵） |
【戦評/鈴木（愛宕）】 道のトレセン合宿で鷹橋を欠く緑が丘 に対し，道合宿で近藤，木島，鈴木，菊地を欠き，さらに１名が出場停止でスタメン５名を欠くコンサドーレ。どちらも中心選手を欠いての戦いながら，コンサドーレの方が痛手大きいと予想された。さらに強風で，ピッチの所々がぬかるんでいる悪コンディション。コイントスの結果，風上を得たのはコンサドーレだった。序盤は風下でクリアしかねる緑が丘ＤＦに対してコンサドーレがチャンスを得る。７分左サイドからのＦＫをＤＦ田辺が直接狙う。ＧＫはファンブルしたところをＭＦ藤村がつめるが間一髪のところでＧＫがおさえる。一方緑が丘は足元を丁寧につなぐパスとドリブルでコンサドーレ陣内に攻め入るようになる。13分ＤＦ増田とＭＦ熱田のコンビネーションで右サイドからセンタリング。ＦＷ成田が頭で合わせてゴールと思われたが，コンサドーレＤＦがヘディングでクリアする。その後緑が丘は深川のスピードのあるドリブルと増田の右サイドからのクロスボールでコンサドーレゴールに迫るが，シュートには至ることができず。19分コンサドーレは右サイドからのＦＫを直接狙うがゴールならず。終盤試合の主導権を握った緑が丘の攻撃を何とかしのいだコンサドーレだが，風下となる後半どう戦うかが見物となった。 後半の開始早々から緑が丘の攻撃が冴えを見せる。強風で処理しあぐねるコンサドーレＤＦのクリアボールをすばやく奪い攻撃の起点をつくる。35分には右サイドからのＦＫをＭＦ村岡がゴール前に走り込む深川の足元へ低いボールで合わせると深川はボレーシュートを放つがＧＫ本池がキャッチする。38分緑が丘は右ＣＫをファーサイドで合わせ成田がゴール右隅にゴール。その後も緑が丘の攻撃に対して防戦ぎみとなったコンサドーレだが，トップの二人を松原，山本に入れ替えチャンスをねらうが前線につなぐことができず。最後まで１点を追いかけたコンサドーレだが，スピードの勝る緑が丘が勝利を手にした。
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