緑が丘中学校2−0(0−0)神居東中学校 | |
得点者 | 鷹橋〈34分〉加藤〈37分〉(緑) |
緑が丘 | GK森,DF黒沼,真嶋,富田,田中,MF出崎,蝦名,加藤,得能,FW斉藤,廣富 交代/FP鷹橋,片岡,堤 |
神居東 | GK田中経,DF盛安,加藤,鈴木,三浦,MF菅,中農,岩本,石井,FW斉藤,松村 交代/FP小原 |
主審/五十嵐(東神楽) 副審/村山(愛宕),小野(鷹栖) | |
【戦評/目黒(神楽)】 霧雨の中の決勝戦。予選リーグAグループを首位で通過し,決勝トーナメントでは決勝までに引き分けPK勝ちが2試合の緑が丘。予選リーグBグループを2位通過ながら同グループ1位の啓北を破り決勝まで勝ち上がった神居東。試合開始から落ち着いたプレーで両チームとも丁寧なサッカーを繰り広げる。最初のシュートは神居東。サイド攻撃からCKを得ると,上手く三浦が合わせるが惜しくもゴールポスト右にはずれる。緑が丘も中盤で丁寧につなぎサイドからの攻撃を仕掛けるが神居東DF,GKの守りになかなか好機を見いだせない。しかし,15分過ぎ緑が丘加藤,得能が監督の指示でポジションチェンジすると徐々に緑が丘のペースとなる。加藤が再三にわたり左サイドから中央に切り込みチャンスを広げる。19分加藤のシュートはわずかにゴール右にそれ,21分,22分斉藤,出崎のシュートはGKに阻まれる。神居東も負けじとDFからFWへフィードしようとするが緑が丘DFがカットし攻撃が出来ない。このまま前半が終了した。 霧雨も上がり後半のスタート。最初に動いたのは緑が丘。中盤の蝦名,得能に変え片岡と1年生の鷹橋を投入。中盤は緑が丘が制しラストパスを正確にねらう。神居東はDFラインからトップに当てようと試みるが両チームのDFが落ち着いて攻撃を跳ね返す。しかし,34分緑が丘廣富が神居東DFの裏でパスを受けると強烈なシュートを放つ。神居東のGK上田も反応よくセービングするがはじいたボールを緑が丘鷹橋がしっかり詰めてシュート。均衡を破る貴重な1点目を上げる。いきよいづく緑が丘は,37分鷹橋から加藤がパスを受けボレーシュート。ゴール左に決め2点目。神居東も石井が中盤からドリブルし突破口を作ろうとするが,石井のサポートをする選手が上がってこないため緑が丘DFに攻撃の芽を摘まれる状態が続く。そんな中49分ペナルティーエリア右に流れた石井に中農が絶妙のスルーを出すと石井は丁寧に折り返すが,飛び込んだ松村が触れずノーゴール。緑が丘も斉藤に変え1年生堤を投入。1年生鷹橋を起点に再三チャンスを作るがゴールを割れず,このままタイムアップとなる。緑が丘1年生鷹橋の落ち着いたプレー,丁寧なパス回しが緑が丘のカンフル剤となりU−15北海道・旭川地区リーグ兼春季リーグの初代王者として緑が丘中学校が栄冠を勝ち取った。 |