永山南中4−0(1−0)神居東中 |
得点者 |
間崎(14分),星(43分,55分),河本(52分) |
永山南 |
GK渡部 DF中嶋,上田,山内 MF筒井,石井,桜井,河本,工藤 FW間崎,星 交替/FP石上,幅口,村中 |
神居東 |
GK田中経 DF鈴木,盛安,加藤 MF小原,三浦,中農,岩本,菅 FW石井,斉藤 交替/FP佐藤 |
主審/大西(附属) 副審/土岐(緑が丘),加利屋(OSA) |
【戦評/高原(北門)】 決勝はジュニアユースに続いて全道大会出場を決めた永山南中と創部以来初の全道大会出場を決めた神居東中の対戦となった。序盤ルーズボールへの反応が速い永山南が神居東のクリアを拾ってミドルシュートを放ち,徐々にペースをつかんでいく。対する神居東もMF石井を中心に攻撃を試みるが永山南DF陣の寄せの速さと手堅い守りになかなか得点チャンスを作ることができず,逆に永山南MF河本を起点とするパスワークに翻弄されていく。この流れを永山南は逃さず,14分に得たCKをFW星が素晴らしいキックを見せ,FW間崎がゴール正面からきれいに頭で合わせ待望の先制点を奪う。その後も永山南は中盤を少ないタッチでスピーディーに展開し,何度もゴール前に迫るが神居東はGK田中経や盛安,鈴木といったDF陣が踏ん張り追加点を許さない。攻撃でも神居東は,石井のロングパスからカウンターを狙い,23分には右サイドからFW斉藤がアーリークロス。MF三浦がシュートするもボールは惜しくもバーの上を越え,1対0のまま永山南リードで前半が終了した。 後半立ち上がり,今度は神居東が風上にたった有利さを生かし,中盤やDFから前線へロングボールを入れて主導権を握ろうとする。対する永山南もロングパスによって間延びしたスペースを利用しパスワークで反撃,一進一退の攻防が続いた。この攻防から先に点を奪ったのは永山南だった。センターサークル付近で得たFKをDF上田がゴール前にロングボールを放り込む。こぼれたボールを詰めていた星が落ち着いて決めリードを2点に広げた。追加点に気落ちしたのか神居東の中盤やDF陣の足は止まり,プレッシャーのない中を永山南が何度も攻撃を繰り返す。52分には星からの右CKを河本がヘディングで,55分には星と石井のパスによる中央突破から最後は星がシュートを決め勝負を決定づけた。神居東も最後まであきらめることなく攻撃をしかけたが,永山南DF陣が最後まで集中を切らさず,完封。永山南はジュニアユースに続いての2大会連続の全道出場を優勝で花を添えた。
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