決勝 | |
広 陵2−1(2−0)上富良野 | |
得点者 | 宇佐見(1分),佐藤(2分)(広)松井俊(13分)(広) |
上富良野 | GK高橋 FP大沼,佐藤,上田,松井俊 交代/後藤,佛田,菊池 |
広 陵 | GK中山 FP佐藤,平野,宇佐見,工藤 交代/FP佐々木,佐竹,中谷,水野,中岡 |
決勝は上富良野と広陵の対戦となった。広陵は宇佐見,佐藤で後方からつなぎながら,ピヴォの位置に入った平野に預けて展開を図る。平野のキックインを宇佐見が左足で右ポストに当てながらシュートを決めて先制する。その後も平野のキックインから宇佐見が再三強烈なシュートを見せる。そして,上富良野守備陣の警戒をシュートに集中させておいて,2分,平野のCKを中央に入れると,佐藤が足先で合わせて追加点を奪う。対する上富良野も松井俊,上田が後方でつなぎながら,佐藤へのピヴォ当てからシュートチャンスを探る。2点のアドバンテージを握った広陵は,比較的長いボールを多用し,リスクを少なくする展開に変更する。上富良野も前線のピヴォをターゲットにした長いボールを入れ始め,ゴール前の攻防が多くなったところで前半は終了する。後半2点を追いかける上富良野は菊池の展開から後藤がドリブルで仕掛けシュートを放ち,反撃に転じる。佐藤,後藤のコンビネーションから,松井俊もからんでなんとか1点を返そうと攻める。しかし,広陵は長いボールを多用し,リスク管理しながら平野が抜け目なくシュートを放つなど,上富良野の攻撃に水を差す。13分上富良野はキックインを起点に佐藤の落としたボールを松井俊が蹴り込んで1点差に詰め寄る。勢いづいた上富良野は攻勢に出るが,GK中山を中心にしのぎきり試合終了。平成12年度以来、実に24年ぶり3度目の優勝を果たした。 |