全道大会情報


 第48回北海道中学校サッカー大会

1回戦 留萌浜中運動公園
浦河第一中(日高支庁)4−1(3−0)羽幌中(開催支庁)
得点者 芹川(17分),小田(22分),O・G(29分),岩本(59分)(浦)倉田(59分)(羽)
浦河第一中 GK向井 DF村下航,内田,鈴木,村下翔 MF佐久間,村中,大場,芹川 FW小田,岩本 交代/DF伊藤,MF大貫,MF堀
羽幌中 GK瀧川 DF岩澤,入江,山村、榊原涼 MF倉田,榊原駿,青柳,柴田 FW山田,八谷 交代/DF藤川,GK廣瀬,DF河野
 昨秋北海道ユース(U-14)の優勝チーム浦河第一中に対して,羽幌中の健闘が光った。
 開始早々から浦河第一はMF大場,村中を中心にポゼッションし,両サイドバックの村下航,村下翔の攻撃参加によるアーリークロスで攻撃をしかける。圧倒的にボールを支配され,クロスボールを入れられながらも,羽幌はDF山村と岩澤が相手のFWをよくマークし,榊原涼も最終ラインで浦河の攻撃をよく防ぐ。MF青柳の守備意識も高く,相手のサイドプレーヤーをよく抑える。MFでは,倉田相手の攻撃の芽をつみ,ドリブルから反撃に転じ,13分30mのロングシュート放つ。浦河は16分DF村下翔のクロスにMF大場が折り返し,FW小田が決定的なシュートを放つがわずかにゴール右へ外れる。17分浦河はハーフウェー付近のFKをDF鈴木が走り込んだMF芹川がワンバウンドしたボールをヘッドで流し込み先制する。1点を失ってもまだまだ闘争心を失わない羽幌は,20分に倉田がロングシュートを放つ。しかし,浦河は22分左サイドでボールを受けたFW岩本がセンタリング,受けた小田は胸でワントラップし振り向きざまに左足で鮮やかなシュートをゴール右に突き刺した。勢いに乗る浦川は村中,大場が前線に飛び出しチャンスをつくるが,羽幌のGK瀧川が果敢に飛び出し何とか防ぐ。だが羽幌は29分CKからオウンゴールを献上してしまう。
 後半は開始早々岩澤が右サイドを深く進出するがシュートには至らない。試合は徐々に膠着状態になる中,羽幌は柴田のパスから倉田がゴールに迫るなど少しずつゴールに近づく。38分にも倉田のFKから榊原涼がシュートチャンスを得そうになるがわずかに合わない。浦河は次第にトップにくさびのボールを入え始め,小田,岩本のポストプレーから攻撃のリズムをつくろうとするが,羽幌の守備陣を崩すまでには至らない。55分には左サイド大貫のセンタリングを小田がシュートを放つがボールはポストをたたく。羽幌も入江を中心に浦河の攻撃をしのぐ。しかし,59分浦河は小田からの横パスを受けた岩本が25mのミドルシュートをゴール右に突き刺し,だめ押しの4点目を奪う。羽幌もロスタイム中盤で岩澤が前線へパス,倉田が相手のDFと競り合いながらよく抜けだしゴール左へシュートを決め一矢を報いた。
2回戦 増毛リバーサイド
伊達中(胆振支庁)増毛中(留萌支庁)
得点者 小山(29分),西尾(43分),伊藤(54分)(伊)
伊達中 GK溝口 DF井澤,高木,西尾,菊地 MF伊藤,高橋,中瀬,小杉 FW小山,小林 交代/FW宍戸,DF鈴木,MF中谷,MF原田,MF水野,DF野田
増毛中 GK杉本 DF工藤朋,杉山,山岸 MF田中,川淵,田中,太田,奈良 FW佐々木,川井 交代/DF大西,DF平舘
 開始早々から増毛中エリアに攻め込んだ伊達は,左右のCKを得,菊地の正確なキックから得点を狙う。3分には西尾が高さを生かして高い打点のヘディングシュートを放つがボールはゴールバーを越える。その後も増毛の攻撃が続くがGK杉本が判断よく飛び出し防ぐ。圧倒的にポゼッションされながらも増毛は山岸の体を張ったディフェンスと杉山のカバーリングで何とか対応する。左サイドではDF工藤がスルーパスをねらってカットする。中盤を組み立てながらDF高木,井澤のオーバーラップやMF小林の突破からチャンスを狙うが増毛の集中した守備に合い崩しきれない。15分の右CKを杉山のクリアでしのいだ増毛はカウンターから佐々木と川井の壁パスからゴールに迫るなど徐々に伊達ゴールに近づいていく。次第に押し込んでいく伊達は小杉,菊地が中盤でサイドに廣く散らしながら攻撃を組み立て,増毛を自陣に釘付けにするが,大西,山岸が体を張って守る。また,GK杉本も安定した守備でチームを支える。抜かれても最後の最後をスライディングで防ぐ増毛に対し,リズムをつかめない伊達はポゼッションこそしているものの,崩しきれずに無理なシュートが目立つ。このまま前半が終わるかと思われた29分,伊達は小林がゴール前に入れると初めてペナルティエリア内でフリーでボールを得た小山がワントラップして右足でゴールに蹴りこみついに先制点をあげる。
 後半開始も伊達は左右のCKを得て,増毛ゴールに迫る。33分には左前を基点に小林が戻したボールを高木がシュート。右サイドも井澤が相手陣内深くまで位置し,両サイドを使って追加点を狙うが,杉山を中心とした増毛は前半同様の粘り強い守備を見せる、39分には増毛はカウンターが川井が突破し佐々木がシュートを放つがGKの正面をつく。43分伊達は40mの距離からのFKを菊地がゴールを狙う。ドライブしたボールをGKははじくがゴールはバーに当たる。こぼれたところを西尾がプッシュし貴重な追加点を奪う。2点を奪って選手交代を多くした伊達に増毛も反撃。48分田中のFKに佐々木が頭で合わせようとするがわずかにゴール左に外れる。50分には山岸のロビングに走り込んだ大西が合わせるがわずかにボールは右へ外れ得点できない。54分伊達は菊地の右CKから混戦となり,伊藤が無人のゴールにヘディングし3点目をあげる。終了間際インターセプトした工藤朋が川井がゴールに迫るが得点はできず。試合はこのまま3対0で終わったが増毛の健闘が光った。
2回戦 留萌浜中運動公園
旭川緑が丘中(上川支庁)14−0(8−0)留萌中(開催都市代表)
得点者 猪川(4分,14分,15分),豊田(7分),國本(9分,29分),久保(20分),相澤(24分,31分,38分,39分),森川(41分),鮫澤(50分,59分)(緑)
緑が丘中 GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田
交代/FW相澤,FW久保,MF森川,DF藤原,FW鮫澤,GK今多,DF佐藤
留萌中 GK野辺 DF宮尾,小笹,佐藤,東原 MF清澤,藤井,高橋輝,高橋海 FW室矢,千代谷
交代/MF小田中,FW平岩
 奇しくも旭川地区同士の初戦となった開催地代表の留萌中対上川支庁代表の緑が丘中の試合。開始早々から緑が丘は猪川を中心になって左サイドから攻める。右サイドのMF横田も積極的にあがり,2分センタリングからMF猪川がダイレクトのシュート。わずかにポストをかすめて右へ外れるが,序盤からリズムをつかむ。4分にも同じような展開で右から攻めるが留萌GK野辺のファインセーブ。しかし,その直後FW豊田がドリブルで持ち込みシュート。GKがはじいたところを猪川が丁寧に決め先制点を奪う。留萌は緑が丘の速いパスワークについていけず苦しい展開となる。7分猪川のセンタリングを豊田が中央で受けひとりかわしてシュート2点目を奪う。さらに9分には田端が右からDFの裏をとり中央へ折り返す。GKの前で豊田が受け國本に落としシュート,3対0とする。攻撃の手を緩めない緑が丘は14分,15分と猪川が連続得点。5対0となったところで緑が丘は交代によりメンバーを代えるが攻撃の手を緩めない。留萌も藤井がスライディングでシュートを阻止するなどして,懸命にプレーするが,20分には中央からドリブル突破した久保が6点目を奪う。さらに24分には相澤,29分には國本が得点を重ね前半を8対0で折り返す。
 後半も立ち上がりから緑が丘が圧倒的に留萌ゴールに迫る。31分,38分,39分と立て続けに相澤が個人技を使いゴールを奪う。41分には交代で入った森川が中央からゴールを決め12点目。留萌も必死に戻りボールを奪おうとするが,緑が丘の丁寧な組み立てに攻撃できない。緑が丘は50分,59分と鮫澤が追加点をあげ,14対0で快勝した。
準々決勝 留萌浜中運動公園
旭川緑が丘中(上川支庁)5−0(2−0)稚内南中(宗谷支庁)
得点者 横田(6分,45分),相澤(21分),O・G(33分),猪川(59分)(緑)
緑が丘中 GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田
交代/FW相澤,FW久保,MF森川,DF藤原,FW鮫澤,GK今多,DF佐藤
稚内南中 GK岡音 DF西村,豊嶋,森,大井 MF阿部,上中,布目,加藤 FW寺田,藤澤
 序盤はお互い激しいアプローチをかけ合い,主導権を握ろうとする。そんな中,緑が丘は徐々にペースをつかみ出す。3分相手陣内で得たFKをFW豊田が直接狙うがゴールを外れる。しかし,7分緑が丘は敵陣左の深い場所でボールをキープ。バックパスを受けた大田がゴール前にクロスを送るとMF横田がダイレクトで押し込み先制点を奪う。しかし,12分には稚内南にもチャンスが訪れ,CKから得点機を迎えるが,シュートまでには至らず事なきを得る。その後の反撃で敵陣ペナルティエリア外からMF篠原がスルーパス,豊田がタイミングよく走り込み角度のないところから思い切ったシュートを放つが,稚内南GK岡音の攻守に阻まれ惜しくも得点にはならない。22分やや試合を優勢に進めていた緑が丘は左サイドから田端がFW相澤の足元に正確なパス。相澤は右足インサイドで丁寧にねらい追加点を奪う。その後も豊田,篠原が積極的なドリブルで敵陣深く攻め入り何度かの得点機を作り出す。稚内南はポジションのバランスを崩し守勢のまま前半が終了する。
 後半開始早々緑が丘は猪川が左サイドをドリブルでしかける。稚内南の必死のディフェンスにより何度も跳ね返されるが後半も攻撃のリズムをつかむ。34分その猪川が左サイドをドリブルし相手DFを抜き去って左足でシュート。ボールは稚内南DFの頭に当たってコースが変わりそのままゴールイン,リードを3点に広げる。40分過ぎからは稚内南も積極的に攻撃を試みる。しかし,緑が丘DFのタイトな守備になかなか決定機を作り出せない。44分繰り返し攻めていた左サイドで猪川がドリブルでDFをかわしてセンタリング。ファーサイドに走り込んだ横田が左足でダイレクトに蹴りこみ4対0とする。その後も何度も同じ展開で緑が丘はシュートまで持ち込む。稚内南はロングボールを多用し反撃を試み,FKを立て続けに得るもののシュートはGK吉田,今多の正面にとび得点には至らない。ロスタイム猪川がドリブルで左サイドを突破,角度のないところから放たれたシュートはGKの手をはじきだめ押しの5点目をあげる。長短のパスをリズムよくつなぎながら,サイドからの攻撃を続けた緑が丘が終始試合を優勢に進め,順当に準決勝進出を決めた。
準決勝 8月4日(火) 浜中運動公園
旭川緑が丘中(上川支庁)2−0(1−0)浦河第一中(日高)
得点者 豊田(21分),田端(34分)(緑)
緑が丘中 GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田 交代/FW相澤
浦河第一中 GK向井 DF村下航,内田,鈴木,村下翔 MF佐久間,村中,大場,芹川 FW岩本,加藤 交代/MF伊藤
 全国への切符をかけた準決勝第2試合。緑が丘は昨秋の北海道ユース(U-14)で苦杯をなめた浦河第一中との対戦となった。立ち上がり両チームとも中盤で激しいプレッシャーをかけあい,リズムを取り合う。篠原を起点に豊田を経由して、猪川の左サイドから相手陣内に入ろうとする緑が丘だが,浦河の厳しい守備にあい,相手陣内に入れない。くさびのボールに対しては,浦河CB鈴木が鋭いインターセプトで緑が丘FWに前を向かせない。浦河はDF村下航,MF大場の右サイドから緑が丘守備陣にゆさぶりをかける。10分には浦河はMF村中の折り返しをFW岩本が合わせるが枠を右に外れるが,浦河ペースで試合は進む。緑が丘は中盤の押し上げが鈍く,高い位置でボールをキープできないため,浦河守備陣の背後にボールを供給できず,攻撃に人数をかけられない。逆に浦河は村中を中心に中盤でボールをよく拾って左右に展開し,左サイドを岩本がえぐり出す。20分緑が丘はDF津田からMF横谷ボールがでる。初めてスピードに乗った横田から,豊田にパスが出るがシュートチャンスを逸する。21分緑が丘は酒井のFKを横田が落とし,ペナルティエリア外で受けた豊田がドライブをかかったシュートを決め,初シュートで先制点を奪う。この得点でやや勢いをとりもどした緑が丘は26分には豊田のパスから相澤が左足のミドルを狙うがGK向井がはじいてCKに逃れる。徐々に猪川のポジションが高い位置となり始めた緑が丘は一進一退の攻防にもちこむ。前半やや持ち直して1対0と緑が丘リードを奪って終了する。
後半立ち上がり,浦河は中盤でのリズムがつかめず縦へのフィードが多くなる。4分緑が丘は相澤のセンタリングを横田が落とし,右から中へ二三歩ドリブルした田端がペナルティエリアの外から左足で思い切ってシュート。ボールはゴール左上に吸い込まれ貴重な追加点をあげた。7分には田端の中盤でのヘッドから豊田が30mをドリブルし,シュートを放つがこれはGK向井がキャッチする。この得点で流れは緑が丘に傾く。篠原,田端の中盤から豊田のポストプレーなど,組み立てが正確になり,猪川の左サイドからのクロスボールも上がり出す。浦河も鈴木左のサイドのからチャンスをつくるが運動量豊富な篠原がよくカバーする。酒井も左サイドから右サイドまで幅広いカバーリングで浦河の攻撃の芽を摘む。37分緑が丘は篠原がアウトサイドで右のスペースへ。横田がスピードを生かして縦に突進しGKとDFの間にセンタリング,猪川が飛び込むがわずかに合わず。さらにこぼれ球を相澤がシュートするが惜しくもGK向井の正面をつく。浦河も鈴木や村中のパスから再三右サイドを破ろうとするが,緑が丘守備陣がよく対処する。終盤浦河も両サイドからクロスボールをゴール前に入れるが,緑が丘も大田を中心によく対応。GK吉田も安定したキャッチで浦河にゴールを割らせない。27分佐久間,鈴木を経由して村下航がクロスボールを入れるが,津田がヘッドでクリアする。ロスタイム村下航のアーリークロスに鈴木がダイビングヘッドするが,ゴールの枠を外れタイムアップ。緑が丘が2年ぶり3度目の全国大会出場を決めた。
決勝 8月4日 浜中運動公園
旭川緑が丘中(上川支庁)2−1(1−1)伊達中(胆振支庁)
得点者 横田(13分),森川(58分)(緑)宍戸(21分)(伊)
緑が丘中 GK吉田 DF館山,津田,藤原,大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田
交代/FW相澤,MF森川,MF久保
伊達中 GK溝口 DF井澤,高木,西尾,菊地 MF伊藤,高橋,中瀬,小杉 FW小山,小林
交代/FW宍戸,MF中谷
 序盤は静かな立ち上がり。両チームとも中盤をつぶし合う、緑が丘は篠原、田端が伊達は小杉が軸となって組み立てを図るが,両チームCBの西尾,館山が出足よく前線へのボールをカットし,シュート場面を作らせない。伊達のスピードのあるFWに対しても大田,藤原がよくついていき対応する。膠着状態が続いた13分,均衡が破れる。緑が丘は左サイドで猪川が起点となり戻したボールを藤原がクロスボール。裏からフリーで入った横田がワントラップ右足のボレーで先制点を奪う。17分にも猪川が左サイドをスピードで切り裂き,國本がゴールに迫るなどチャンスを作る。1点を追う伊達はMF高橋,菊地が中心となって左右にボールを配球するが,FWにはなかなかいい形でボールが供給されない。しかし,21分伊達はセットプレーから同点に追いつく。菊地のCKから西尾がヘッドで折り返し,高橋が戻したボールを宍戸が右足で蹴りこんだ。同点にされはしたが,緑が丘は猪川の左サイドから崩し出す。伊達も井澤のクロスから小山がターンしてシュートを放つなど互いにゴールに近づくプレーが増え出す。24分にも菊地の展開からDF高木がオーバーラップ,宍戸がシュートまで持ち込む。終盤は緑が丘も田端,篠原,豊田とテンポよくパスがつながるシーンも見られるが,猪川が警戒され左サイドに人数をかける伊達の前に突破がなかなかできず。逆に徐々に猪川の位置が低くなり始める。横田の右サイドからも攻めるのだが,人数がかけられず,伊達に押され始める。伊達は中盤の底で,菊地がよくボールにからみボールを展開し,緑が丘陣内に攻め込む時間が目立つ中前半が終了する。
 後半も伊達のFW宍戸のシュートで始める。前半同様伊達は菊地の左右への配球から最後は宍戸のスピードある突破で右サイドから攻撃をしかける。緑が丘は篠原が中盤で運動量豊富にボールを拾い,左サイドの猪川と藤原のコンビネーションからクロスボールを入れる。伊達は39分高橋のパスカットから小林がシュートまで持ち込もうとするがDF大田がカバーし防ぐ。逆にその逆襲から豊田が猪川に丁寧なラストパスを送るが,シュートまでには至らず。43分小林,高橋が両サイドからセンタリング。混戦となったところを最後は小林がシュートするがゴールの上に外れる。両チームとも二日間で4試合目という疲れからか,前線からDFラインまでが間延びし始め,ゴールに近づくプレーが目立ち出す。48分伊達は菊地が中央をドリブルしペナルティエリア近くまで進出しFKを得る。菊地は直接狙わず小山にパス。小山がシュートを放つがGK吉田が抑える。逆に緑が丘は49分左サイドでFKを得るが,混戦からの藤原のシュートは伊達DFがブロックする。55分緑が丘は相澤が左サイドを突破しセンタリング。こぼれた球を豊田がシュートするが左へそれる。58分緑が丘は中盤で國本がドリブルで前線に進み左サイドの相澤にパス。相澤は相手と競り合いながらゴール前に折り返す。豊田が落としたボールを森川が抜け出しゴール右上に蹴りこみ2対1となる。終盤伊達は猛攻,58分には菊地の30mのFKがバーに当たったのを皮切りに,混戦から何度も決定的なチャンスを作るが,バタバタしながらも何とか必死にクリアする。そしてついにタイムアップ。緑が丘中学校が終盤の伊達の猛攻を耐え抜き,10年ぶり2度目の全道制覇を果たした。

 


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