1回戦 留萌浜中運動公園 | |
浦河第一中(日高支庁)4−1(3−0)羽幌中(開催支庁) | |
得点者 | 芹川(17分),小田(22分),O・G(29分),岩本(59分)(浦)倉田(59分)(羽) |
浦河第一中 | GK向井 DF村下航,内田,鈴木,村下翔 MF佐久間,村中,大場,芹川 FW小田,岩本 交代/DF伊藤,MF大貫,MF堀 |
羽幌中 | GK瀧川 DF岩澤,入江,山村、榊原涼 MF倉田,榊原駿,青柳,柴田 FW山田,八谷 交代/DF藤川,GK廣瀬,DF河野 |
昨秋北海道ユース(U-14)の優勝チーム![]() 開始早々から浦河第一はMF大場,村中を中心にポゼッションし,両サイドバックの村下航,村下翔の攻撃参加によるアーリークロスで攻撃をしかける。圧倒的にボールを支配され,クロスボールを入れられながらも,羽幌はDF山村と岩澤が相手のFWをよくマークし,榊原涼も最終ラインで浦河の攻撃をよく防ぐ。MF青柳の守備意識も高く,相手のサイドプレーヤーをよく抑える。MFでは,倉田相手の攻撃の芽をつみ,ドリブルから反撃に転じ,13分30mのロングシュート放つ。浦河は16分DF村下翔のクロスにMF大場が折り返し,FW小田が決定的なシュートを放つがわずかにゴール右へ外れる。17分浦河はハーフウェー付近のFKをDF鈴木が走り込んだMF芹川がワンバウンドしたボールをヘッドで流し込み先制する。1点を失ってもまだまだ闘争心を失わない羽幌は,20分に倉田がロングシュートを放つ。しかし,浦河は22分左サイドでボールを受けたFW岩本がセンタリング,受けた小田は胸でワントラップし振り向きざまに左足で鮮やかなシュートをゴール右に突き刺した。勢いに乗る浦川は村中,大場が前線に飛び出しチャンスをつくるが,羽幌のGK瀧川が果敢に飛び出し何とか防ぐ。だが羽幌は29分CKからオウンゴールを献上してしまう。 後半は開始早々岩澤が右サイドを深く進出するがシュートには至らない。試合は徐々に膠着状態になる中,羽幌は柴田のパスから倉田がゴールに迫るなど少しずつゴールに近づく。38分にも倉田のFKから榊原涼がシュートチャンスを得そうになるがわずかに合わない。浦河は次第にトップにくさびのボールを入え始め,小田,岩本のポストプレーから攻撃のリズムをつくろうとするが,羽幌の守備陣を崩すまでには至らない。55分には左サイド大貫のセンタリングを小田がシュートを放つがボールはポストをたたく。羽幌も入江を中心に浦河の攻撃をしのぐ。しかし,59分浦河は小田からの横パスを受けた岩本が25mのミドルシュートをゴール右に突き刺し,だめ押しの4点目を奪う。羽幌もロスタイム中盤で岩澤が前線へパス,倉田が相手のDFと競り合いながらよく抜けだしゴール左へシュートを決め一矢を報いた。 |
2回戦 増毛リバーサイド | |
伊達中(胆振支庁)増毛中(留萌支庁) | |
得点者 | 小山(29分),西尾(43分),伊藤(54分)(伊) |
伊達中 | GK溝口 DF井澤,高木,西尾,菊地 MF伊藤,高橋,中瀬,小杉 FW小山,小林 交代/FW宍戸,DF鈴木,MF中谷,MF原田,MF水野,DF野田 |
増毛中 | GK杉本 DF工藤朋,杉山,山岸 MF田中,川淵,田中,太田,奈良 FW佐々木,川井 交代/DF大西,DF平舘 |
開始早々から増毛中エリアに攻め込んだ伊達は,左右のCKを得,菊地の正確なキックから得点を狙う。3分には西尾が高さを生かして高い打点のヘディングシュートを放つがボールはゴールバーを越える。その後も増毛の![]() 後半開始も伊達は左右のCKを得て,増毛ゴールに迫る。33分には左前を基点に小林が戻したボールを高木がシュート。右サイドも井澤が相手陣内深くまで位置し,両サイドを使って追加点を狙うが,杉山を中心とした増毛は前半同様の粘り強い守備を見せる、39分には増毛はカウンターが川井が突破し佐々木がシュートを放つがGKの正面をつく。43分伊達は40mの距離からのFKを菊地がゴールを狙う。ドライブしたボールをGKははじくがゴールはバーに当たる。こぼれたところを西尾がプッシュし貴重な追加点を奪う。2点を奪って選手交代を多くした伊達に増毛も反撃。48分田中のFKに佐々木が頭で合わせようとするがわずかにゴール左に外れる。50分には山岸のロビングに走り込んだ大西が合わせるがわずかにボールは右へ外れ得点できない。54分伊達は菊地の右CKから混戦となり,伊藤が無人のゴールにヘディングし3点目をあげる。終了間際インターセプトした工藤朋が川井がゴールに迫るが得点はできず。試合はこのまま3対0で終わったが増毛の健闘が光った。 |
2回戦 留萌浜中運動公園 | |
旭川緑が丘中(上川支庁)14−0(8−0)留萌中(開催都市代表) | |
得点者 | 猪川(4分,14分,15分),豊田(7分),國本(9分,29分),久保(20分),相澤(24分,31分,38分,39分),森川(41分),鮫澤(50分,59分)(緑) |
緑が丘中 | GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田 交代/FW相澤,FW久保,MF森川,DF藤原,FW鮫澤,GK今多,DF佐藤 |
留萌中 | GK野辺 DF宮尾,小笹,佐藤,東原 MF清澤,藤井,高橋輝,高橋海 FW室矢,千代谷 交代/MF小田中,FW平岩 |
奇しくも旭川地区同士![]() 後半も立ち上がりから緑が丘が圧倒的に留萌ゴー ![]() |
準々決勝 留萌浜中運動公園 | |
旭川緑が丘中(上川支庁)5−0(2−0)稚内南中(宗谷支庁) | |
得点者 | 横田(6分,45分),相澤(21分),O・G(33分),猪川(59分)(緑) |
緑が丘中 | GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田 交代/FW相澤,FW久保,MF森川,DF藤原,FW鮫澤,GK今多,DF佐藤 |
稚内南中 | GK岡音 DF西村,豊嶋,森,大井 MF阿部,上中,布目,加藤 FW寺田,藤澤 |
序盤はお互い激しいアプローチをかけ合い,主導権を握ろうとする。そんな中,緑が丘は徐々にペースをつかみ出す。3分相手陣内で得たFKをFW豊田が直接狙うがゴールを外れる。しかし,7分緑が丘は敵陣左の深い場所でボールをキープ。バックパスを受けた大田がゴール前にクロスを送るとMF横田がダイレクトで押し込み先制![]() 後半開始早々緑が丘は猪川が左サイドをドリブルでしかける。稚内南の必死のディフェンスにより何度も跳ね返されるが後半も攻撃のリズムをつかむ。34分その猪川が左サイドをドリブルし相手DFを抜き去って左足でシュート。ボールは稚内南DFの頭に当たってコースが変わりそのままゴールイン,リードを3点に広げる。40分過ぎからは稚内南も積極的に攻撃を試みる。しかし,緑が丘DFのタイトな守備になかなか決定機を作り出せない。44分繰り返し攻めていた左サイドで猪川がドリブルでDFをかわしてセンタリング。ファーサイドに走り込んだ横田が左足でダイレクトに蹴りこみ4対0とする。その後も何度も同じ展開で緑が丘はシュートまで持ち込む。稚内南はロングボールを多用し反撃を試み,FKを立て続けに得るもののシュートはGK吉田,今多の正面にとび得点には至らない。ロスタイム猪川がドリブルで左サイドを突破,角度のないところから放たれたシュートはGKの手をはじきだめ押しの5点目をあげる。長短のパスをリズムよくつなぎながら,サイドからの攻撃を続けた緑が丘が終始試合を優勢に進め,順当に準決勝進出を決めた。 |
準決勝 8月4日(火) 浜中運動公園 | |
旭川緑が丘中(上川支庁)2−0(1−0)浦河第一中(日高) | |
得点者 | 豊田(21分),田端(34分)(緑) |
緑が丘中 | GK吉田 DF館山,津田,酒井、大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田 交代/FW相澤 |
浦河第一中 | GK向井 DF村下航,内田,鈴木,村下翔 MF佐久間,村中,大場,芹川 FW岩本,加藤 交代/MF伊藤 |
全国への切符をかけた準決勝第2試合。緑が丘は昨秋の北海道ユース(U-14)で苦杯をなめた浦河第一中との対戦となった。立ち上がり両チームとも中盤で激しいプレッシャーをかけあい,リズムを取り合う。篠原を起点に豊田を経由して、猪川の左サイドから相手陣内に入ろうとする緑が丘だが,浦河の厳しい守備にあい,相手陣内に入れない。くさびのボールに対しては,浦河CB鈴木が鋭いインターセプトで緑が丘FWに前を向かせない。浦河はDF村下航,MF大場の右サイドから緑が丘守備陣にゆさぶりをかける。10分には浦河はMF村中の折り返しをFW岩本が合わせるが枠を右に外れるが,浦河ペースで試合は進む。緑が丘は中盤の押し上げが鈍く,高い位置でボールをキープできないため,浦河守備陣の背後にボールを供給できず,攻撃に人数をかけられない。逆に浦河は村中を中心に中盤でボールをよく拾って左右に展開し,左サイドを岩本がえぐり出す。20分緑が丘はDF津田からMF横谷ボールがでる。初めてスピードに乗った横田から,豊田にパスが出るがシュートチャンスを逸する。21分緑が丘は酒井のFKを横田が落とし,ペナルティエリア外で受けた豊田がドライブをかかったシュートを決め,初シュートで先制点を奪う。この得点でやや勢いをとりもどした緑が丘は26分には豊田のパスから相澤が左足のミドル![]() 後半立ち上がり,浦河は中盤でのリズムがつかめず縦へのフィードが多くなる。4分緑が丘は相澤のセンタリングを横田が落とし,右から中へ二三歩ドリブルした田端がペナルティエリアの外から左足で思い切ってシュート。ボールはゴール左上に吸い込まれ貴重な追加点をあげた。7分には田端の中盤でのヘッドから豊田が30mをドリブルし,シュートを放つがこれはGK向井がキャッチする。この得点で流れは ![]() |
決勝 8月4日 浜中運動公園 | |
旭川緑が丘中(上川支庁)2−1(1−1)伊達中(胆振支庁) | |
得点者 | 横田(13分),森川(58分)(緑)宍戸(21分)(伊) |
緑が丘中 | GK吉田 DF館山,津田,藤原,大田 MF田端,猪川,横田,篠原 FW國本,豊田 交代/FW相澤,MF森川,MF久保 |
伊達中 | GK溝口 DF井澤,高木,西尾,菊地 MF伊藤,高橋,中瀬,小杉 FW小山,小林 交代/FW宍戸,MF中谷 |
序盤は静かな立ち上がり。両チームとも中盤をつぶし合う、緑が丘は篠原、田端が伊達は小杉が軸となって組み立てを図るが,両チームCBの西尾,館山が出足よく前線へのボールをカットし,シュート場面を作らせない。伊達のスピードのあるFWに対しても大田,藤原がよくついていき対応する。膠着状態が続いた13分,均衡が破れる。緑が丘は左サイドで猪川が起点となり戻したボールを藤原がクロスボール。裏からフリーで入った横田がワントラップ右足のボ![]() 後半も伊達のFW宍戸のシュートで始める。前半同様伊 ![]() |