決勝 | |
啓 北3−0(2−0)北 門 | |
得点者 | 西根(2分),斉藤(11分),O・G(啓) |
啓 北 | 1st GK永井 FP,西根,藤原,保田,高橋2nd GK永井 FP干場,斉藤,若田,笠原 交代/FP長堀 |
北 門 | 1st GK松本 FP高橋佑,能代,佐々木,菅原 交代/FP原2nd GK畠山 FP吉澤,青野,木村,稲田 交代/FP中原,宮川, 高橋 |
主審/對島(東神楽) 副審/森(忠和) | |
【戦評:大西(フ委)】 U-15,U-14に続き3大会連続の優勝を狙う啓北と,リーグ戦を1位で通過した北門との今シーズン最後の戦いが北門のキックオフで始まった。啓北は全国・全道とプレッシャーの早いチームとの戦いにより,厳しい状況の中での素早い判断と正確なボールコントロール,流れるようなパス回しが持ち味。対する北門は市内有数のプレススピードとラッシングパワーを誇るチームであり,序盤より激しい攻防が期待される一戦となった。試合が動いたのは2分。左サイド藤原からのスルーパスで抜け出した西根が右足で流し込み1点目。その後も啓北が押し気味に試合を進めるが,対する北門も全て1年生のセットながら,啓北の攻撃を粘り強く跳ね返す。その後も啓北は攻め手を休めず,藤原・西根が左右のスペースに積極的に動き北門ゴールを脅かすが前半はこのままタイムアップ。北門1年生の健闘が光った前半戦であった。 後半は早く1点を返したい北門が立ち上がりから猛攻を仕掛ける。吉澤,木村が前線から厳しいプレスをかけ啓北の攻撃を寸断する。しかし啓北は慌てず,斉藤が相手パスをインターセプト。落ち着いて右上に決めて2点目をゲットする。北門も木村の左足からのミドルシュートなどで得点を目指すが啓北の守備は崩れない。逆に啓北に攻め込まれるシーンが目立ち始めるが,北門はゴール前で畠山を中心に驚異的な粘りを見せ,中原が倒れ込みながらもヘッドであいてシュートをクリアするなど集中力が途切れない。しかし,18分,若田の右サイドからのセンタリングが北門の選手に当たりオウンゴールとなり,試合を決定づける3点目が入る。それでもあきらめない北門はその後も攻め続けるが,啓北の守備は崩せず,試合はこのままタイムアップ。啓北が3大会連続で優勝を飾りフットサルシーズンを締めくくった。 |