平成17年8月11日(木)〜14日(日) 旭川市

第1戦(8月12日)

旭川選抜1−0(0−0)南水原中学校
得点者 石井(42分)〔旭〕
旭川選抜 GK阿部陽(永山南) DF岸本(緑が丘),和泉(港南),片岡(緑が丘),加藤(附属) MF高木(附属),鷹橋(緑が丘),村松(広陵),伊井(忠和) FW間村(東神楽),岩田(広陵) 交替/GK大橋(緑が丘) FP石井(広陵),鎌塚(北星),北條(緑が丘),堤(緑が丘),永森(忠和),徳廣(東明)


南水原中 GK李時瑛 DF金顯明,郭民成,金昶坤 MF南ヨル祐,李泰圭,文勝基,孫テヤン,李正仁 FW安民浩,金正俊 交替/GK呉聖烈 FP張元容,李a圭,李相元
【戦評/則末(啓北】 9回目を迎えた日韓交流サッカー事業,中学校の親善試合第1戦,序盤は両チームともコンパクトに3ラインを保つためスペースを与えず,中盤でボールを奪い合う攻防となる。南水原中は主将の大型DF金顯明が中央で旭川のトップに入るボールをことごとく跳ね返す。一方の旭川選抜も南水原中の2トップ安民浩,金正俊への縦へのボールを和泉,片岡の両CBが堅い守りで処理し,チャンスを作らせない。守り合いの様相を呈していた中で,最初のビッグチャンスは旭川選抜がつかむ。13分左サイドでFW間村が相手との競り合いで奪ったボールを右足で切り返してセンタリング。FW岩田がからんで流れたボールをMF高木が中に切れ込んで相手DFをかわし左足で強烈なシュートを放つが,惜しくもポストをたたいた。しかし,このシュート以降試合は序盤同様中盤での攻防が続き互いにシュートがうてない時間帯が続く。徐々に旭川選抜の中盤の運動量が落ち始めると南水原中が攻勢に出る。18分にはMF南ヨル祐,22分にはCKのこぼれたところをDF郭民成,25分には交替出場のMF張元容がシュートを放つものの枠をとらえきれず。旭川選抜もMF鷹橋と高木を基点に攻撃を組み立てるがシュートには至らない。ロスタイム南水原中は,郭民成のロングパスに安民浩が胸で止めて抜けだしGKと1対1になるが,GK阿部陽が果敢に飛び出しセーブ。ピンチを逃れる。後半旭川選抜は鎌塚と堤を投入。この交替が効果的でリズムをつかむ。鎌塚が中盤で起点となり,堤の左サイドからの突破で活路を見いだす。2分には左サイドで得たFKを加藤が直接狙うがGK呉聖烈がフィスティングで逃れる。鎌塚を得たことで鷹橋もフリーでボールを受ける場面も多くなり,中盤が活性化する。35分にはFW石井のサイドチェンジからこれまた交替出場の北條が右サイドを抜けだしセンタリング。岩田が落としたボールを鷹橋がダイレクトでシュートを放つが今度は右ポストに嫌われる。さらに鎌塚のスルーパスに堤が抜け出してシュートを放つがGK呉聖烈が防ぐ。次々とバイタルエリアでラストパスが生まれる展開となり,得点の気配が感じられる。南水原中は主将の金顯明をトップにあげ,安民浩との大型ツートップによりフィジカルを生かした攻撃を見せるが旭川選抜DF陣も前を向かせずシュートを打たせない。42分旭川選抜は相手FWとの競り合いでボールを奪った片岡が左サイドの堤にロングフィード。堤は左サイドを縦に突破しセンタリング。GKの頭上を越えたボールをファーサイドで待っていた石井が倒れ込みながらボレーシュート。ボールはゴールに流し込まれ待望の先制点を奪った。しかし南水原中も反撃。45分左サイドからロングボールを放り込み,最後は張元容がシュート。GKも破りゴールかと思われたが,DF和泉が判断よくゴール前をカバーリング,クリアしてピンチを逃れる。活発な攻め合いとなった後半,旭川選抜は堤が再三再四左サイドを突破する。南水原中は張元容を中心に右サイドから攻撃をしかける。終盤金顯明へのボールも岸本,和泉が粘り強いDFで防ぐ。ロスタイムの李相元もシュートもはずれタイムアップ。第1戦は旭川選抜が1対0で南水原中を破った。

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