平成16年度 上川代表決定戦

平成17年7月13日(水),14日(木)
旭川市富沢多目的運動広場

決 勝

緑が丘1−0(0−0)永山南
得点者 深川(33分)〔緑〕
緑が丘 GK大橋 DF黒沼,増田,片岡,鈴木 MF北條,鷹橋,村岡,熱田 FW成田祐,深川 交替/GK西川 FP三浦,広重,川田
永山南 GK阿部陽 DF川瀬,千代,宮川 MF木村,濱市,牧野,石井克,片山 FW猪又,野島 交替/FP阿部岳,加藤,石井隆,齋藤
主審/西川(聖園) 副審/矢吹(神居東),對馬(富良野東) 第4審/添田(春光台)
【戦評/則末(啓北】
 旭川市と同一カードになった決勝。永山南は守備ではFWまでもが自陣の15m入ったところまで引いてディフェンスをし,奪ったボールを猪又,野島のスピードを生かしたカウンターを狙う。緑が丘は村岡を中心に中盤を組み立て,両サイドの熱田,北條を使ってワイドに攻める。DFの増田が北條をサポートし,クロスボールを入れるものの,相手を崩すようなオーバーラップは見せず慎重な立ち上がり。FW成田祐のポストプレーやサイドでのワンタッチプレーを使ってのグループでの突破など圧倒的にボールポゼッションでは上回るものの,ラストパスが生まれない。13分最初のチャンスはポジションチェンジし中央に位置した北條から横の動きで巧みにスペースを作った成田祐にボールが出る。成田祐は相手DFを背負いながら切り返して左足でシュート。いいねらいであったが,ボールはゴール左をわずかに外れる。しかし,緑が丘も前半はこれ1本のみ。ボールはキープするもののつなぎのパスが多く,グランドを広く使ったサッカーをしている割には突破のパスが出ない。時間をかけてボールを回すが,守備意識の高い永山南DFを崩せず,最後はロビングの放り込みになる。それではと23分ドリブル突破から熱田が相手DFを二人を抜きゴールに迫るが,SW川瀬がスライディングで間一髪のところを防ぐ。永山南も時折相手陣内に入るものの人数不足により攻めきれず,また緑が丘CB片岡が判断よく攻撃の芽を摘み取る。29分その片岡の自陣からの1発のロングパスに対し永山南DFが転倒。成田祐がゴールに迫るがDF宮川が必死のカバーリングを見せシュートを打たせない。終了間際にも片岡のロングフィードから緑が丘はゴールに迫るが,GK阿部陽がキャッチ。あと一歩のところ及ばず前半が終了する。
 緑が丘は33分スローインを受けたFW深川が振り向き,ゴール前に意表をついてハイクロス気味のボールを入れると,これがGKの頭上を越えてゴール右上に吸い込まれ先制点となった。1点のビハインドを負った永山南は4バックにシステムを変え反撃に出ようとするが,ボールの支配率で劣るためラインを高く保てず前線に人数をかけることができない。川瀬がオーバーラップした43分にはチャンスになりそうな場面があったが,シュートまでには結びつかない。交替を多用しながら永山南は再び3バックに戻して反撃を試みるが逆に交替出場した緑が丘川田に左サイドを脅かされる。緑が丘右サイドに位置した川田はスピードのあるドリブルで右サイドを崩しにかかる。永山南は58分石井克のFKからMF片山が至近距離からシュートを放つがDFに体を寄せられクロスバーを越える。ロスタイム緑が丘もDF黒沼のスルーパスに北條が抜け出したものの狙いすぎたシュートはわずかに外れ追加点を奪えない。暑さと2日間で3試合目の消耗戦となった決勝は結局虎の子の1点をあげた緑が丘が市内大会に続いて永山南を破り上川第1代表の座を獲得した。

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