全道大会情報

第19回全道中学新人サッカー選手権大会
兼 ナイキプレミアカップ北海道大会

平成15年10月11日(土)〜19日(土) 釧路市

1回戦
増毛中(旭川地区)2−0(1−0)小樽朝里中(小樽地区)
増毛中 鈴木,丹保,伏見(駿),工藤,西村,山口,石田,伏見(恭),大井,菊地,忠鉢
得点者 石田(16分),菊地(50分)
【戦評/嶋本(増毛)】  曇り空のもと,増毛中のキックオフで試合開始。お互いに中盤からのロングボールでチャンスをつくろうと試みる。7分には大井がロングシュートを放つが枠の外へ。10分過ぎから増毛中が徐々にペースをつかみ始め,サイドからのクロスボールを中心に攻撃をしかけるものの,相手DFに阻まれる。前半16分,大井からのスルーパスを右サイドをかけあがってきた石田がダイレクトで決めて,1点目をあげる。25分には相手にフリーキックのチャンスが訪れるが,キーパー鈴木が正面でキャッチ。29分,FW菊地がドリブルで切り込み,相手キーパーと1対1になるが,シュートはキーパーに止められる。 後半も増毛中がゲームの主導権を握る。7分には忠鉢からのセンタリングを菊地がシュートするが相手DFにあたる。12分,ゴール前の混戦から相手がフワッと浮かせたシュートを放つがゴールに届く前に,キーパー鈴木がキャッチ。後半20分,増毛中のコーナーキックが,ゴール前を越えて流れる。それを大井が追いかけ,ボランチ山口にさげる。山口はダイレクトでゴール前にクロスを放り込み,それを菊地がヘディングで決めて2点目。25分には大井が相手DFをかわして左足でシュートを放つが,右ポストにあたり,3点目はならず。終始ボールを支配し,自分たちのサッカーを展開した増毛中が1回戦を突破した。

準々決勝
増毛中(旭川地区)1−4(1−4)ユニオンジュニアユースFC(札幌地区)
増毛中 鈴木,丹保,伏見(駿),工藤,西村,山口,石田,伏見(恭),大井,菊地,忠鉢
得点者 石田(1分),ユニオン(4分,8分,15分,24分)
【戦評/嶋本(増毛)】   増毛中のキックオフからボールはFW菊地へ。菊地のスルーパスを石田がゴール左すみに決める。試合開始15秒での得点であった。しかし,4分にはユニオンのフリーキックをキーパー鈴木が懸命に手をあげて触るものの,ボールはゴールの中へ。同点とされる。8分には,相手のセンタリングを増毛DFがヘディングでクリアし,ボールは上へ。キーパー鈴木がそれをパンチングするが,落ちたところをシュートされ,2点目を決められる。その後は相手の早いパス回しからの攻撃とドリブル突破を増毛中がなんとか凌ぐ展開。しかし,15分にはゴール前の混戦から3点目を決められる。増毛中も何度か相手DFの裏のスペースにボールを入れるが,決定的なチャンスにはならない。24分には,増毛DFがずるずるとさがったところで,エリア外でフリーになった選手がシュートを放って4点目。前半を終わって1対4。 後半もユニオンがボールを支配。相手はエリアの外から積極的にシュートを放つが,ボールは枠の外へ。増毛中はインターセプトから攻撃をしかけようとするが,相手の早いアプローチとプレッシャーの前に,なかなかチャンスをつくることができない。18分に増毛中がフリーキックのチャンスをつかみ,ヘディングであわせにいくが,得点にはならず。28分には相手FWのドリブルからのシュートをキーパー鈴木が好セーブ。30分には大井からのスルーパスを受けた菊地がシュートを放つが,相手キーパーに得点を阻まれる。後半はお互いにチャンスを生かせず,0対0のまま試合終了。試合には敗れたものの,札幌のトップチームの技術や戦い方を直接肌で感じることができた今回の試合は,今後の増毛中にとって貴重な経験になった。


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