第1回ジュニアユース(U-14)フットサル大会

準決勝

北門中1−0(1−0)永山南中
得点者 鈴木陸〔3分〕(北)
北門 GK寺本 FP市場,岸山,鈴木陸,石田 交代/FP宿村
永山南 GK中村 FP河本,佐々木,石井,吉村 交代/FP上田,村中
主審/矢吹(神居東) 副審/山岸(忠和) 第3審/森(六合)
【戦評/河村(上富良野)】 準決勝第1試合は,河本を中心に安定した展開を見せる永山南と明星との接戦をスピードとコンビネーションで下した北門との戦いになった。永山南は序盤から河本を中心にワンタッチでパスを回し,ゴール前にボールを運ぶ展開で再三チャンスを作る。しかし,GK寺本の好セーブもあり得点できない。それに対して北門は後ろの岸山と市場でビルドアップし,鈴木陸,石田がオープンスペースに走り込む展開。試合は2分45秒に動く。右にいた石田からクロスに入ったゴール前へのボールを鈴木陸が受け,GK中村との1対1となる。これを冷静に右隅に決めて先制する。その後,永山南は速い展開からシュートに持ち込むが得点ならず。一進一退のまま前半は終わる。 後半,永山南は上田を投入。永山南はパスに加えドリブルを取り入れながら速い展開で北門エリアに切れ込んでいく。それに対して北門は宿村がドリブルからシュートに持ち込む展開。終始永山南が押し気味だが,バー,ポストに嫌われる。特に23分,永山南は北門ゴール前で何度もシュートを放つがGK寺本を中心にFP2人がゴールを死守する。そしてそのままタイムアップ。再三チャンスを作りながらもシュートがゴールネットを揺らせることができなかった永山南。それに対し,全員でゴールを死守し,少ないチャンスをものにした北門が決勝へと駒を進めた。

増毛中8−5(4−2)広陵中
得点者 大井〔2分,23分,24分〕,山口〔4分,9分,16分〕,菊地〔5分,16分〕(増)村松〔4分〕,菱木〔11分,21分〕,岩田〔19分〕,石井〔20分〕(広)
増毛 GK堀 FP山口,菊地,大井,石田 交代/FP伏見駿
広陵 GK久保田 FP室井,菱木,大谷,村松 交代/FP岩田,石井
主審/沼倉(東明) 副審/菅原(美瑛) 第3審/河村(上富良野)
【戦評/森(六合)】 準決勝第2試合は,決勝トーナメント緒戦で3点差を跳ね返し勢いにのる増毛と,準々決勝の東明戦をPK戦(4−3)で下し上がってきた広陵の対戦となった。 試合は,増毛のキックオフでスタート。両チームとも,早いパス回しと素早いプレッシャーで,スピーディーな試合展開が続く。1分45秒,増毛のエース大井がドリブルで切り込みシュート。左隅にゴールを決める。さらに3分20秒,増毛の山口がドリブルで切れ込み,大井がワンタッチでシュート。こぼれたところを山口が押し込み,追加点をあげる。2点差となり,広陵も菱木を中心に積極的に増毛ゴールに攻め込み,3分40秒増毛陣内で得たFKから村松がミドルを決め,1点を返す。しかし,その1分後,増毛の菊地が広陵DFをドリブルで振り切りゴール。再び,2点差となる。その後は,両チームとも積極的に攻めるも得点できず,一進一退の攻防が続き,8分45秒,大井のシュートをキーパーがはじいたところ山口が押し込み,増毛が差を3点へと広げる。1点でも差を詰めたい広陵は,積極的にシュートを放つが決まらなず,10分10秒,後列からの縦パスが,菱木に通りワンモーションでDFをかわしシュート。増毛ゴールに突き刺さった。このまま,4−2の2点差で前半を終了する。 後半も攻守交代の激しい展開が続く中,3分58秒に山口が,4分05秒に菊地が得点をあげ,増毛がリードを広げる。点差が4点となりだめ押しの感もあったが,広陵は諦めず,後半から入った1年生岩田が6分20秒,同じく1年生の石井が7分15秒に得点をあげ再び2点差とする。さらに,8分30秒には,菱木と石井のワンツーが決まりゴール。ついに,1点差とする。 1点差となり広陵は俄然勢いづき積極的にゴールを狙うが,得点できない。逆に,10分過ぎに左サイドで得たFKを大井がゴールの右隅へ,11分30秒にはキーパーがはじいたボールを冷静に大井が押し込み,そのまま試合終了となった。 両チームとも死力を尽くした試合は,決定機を確実に点に結びつけた増毛が制し決勝へと駒を進めた。



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