平成１４年度
第４１回北海道中学校サッカー大会
２回戦
| 旭川市立緑が丘中学校３−０（２−０）小樽市立長橋中学校 | |
| ８月４日（日） 曇り 気温２０度 【会場】 入江陸上競技場 | |
| 得点者 高屋，桜庭，廣富（緑） | |
| 【戦評／小林（緑が丘）】 昨夜来から降り続いた雨の影響で、ピッチはやや濡れた状態であったが、気温も２０度前後、風もほとんどなく、コンディションとしてはまずまずといえる中、試合が始まった。序盤から、速めのプレッシャーと正確なパス回しで、長橋に思い通りのプレーをさせず、緑が丘のペースでゲームが進んだ。７分、コーナーキックを得た緑が丘は、相手ペナルティーエリアからクリアされたボールを高屋がセンターサークル付近で支配、そのまま中央からドリブル、相手選手を一人かわし、ミドルシュートを放ち、ゴール左に得点を決めた。さらに、１１分、長橋キーパーのクリアボールを左サイドの出崎が奪い、左に流れてきたトップ曽根とのコンビネーションプレーでペナルティーエリア付近までボールを運び、中央に飛び込んできたMF桜庭へとつなぎ、そのまま中央をドリブルで突破、ゴール左下にシュートを決め２点目を奪った。その後も、再三にわたり決定的なチャンスが訪れるのだが、長橋キーパーの好セーブ等に阻まれ、追加点を奪うことができない。３点目を早い段階で奪い、次の試合のためにも楽なゲーム展開をと考えるが、やや厳しさと集中力を欠いたプレーも見られる中、前半が終了した。 後半は、緑が丘の出崎が右足首靱帯損傷のため欠場、替わって左サイドに熱田を起用。長橋は前半の重苦しい状況を打破するかのごとく、強いプレッシャーと早い動きをみせ始め、緑が丘陣内へと攻め入り、シュートチャンスを掴もうとする。しかし、ボランチ瀧新の的確なディフェンスやカバーリング、白石を中心としたＤＦ陣の冷静なプレーにより、長橋に決定的なチャンスを与えない。３７分トップ曽根から左サイドの熱田へと長橋ＤＦの裏のスペースをねらった絶妙なパスがわたり、熱田がドリブルからすかさずセンターリング、右から走り込んできたトップ広富が左足であわせてゴール左隅にボールをたたき込み３点目を奪う。緑が丘は４５分過ぎから控えの選手を次々と投入し、余力を持って試合を終えた。 |
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