平成14年度富良野地区中連サッカー大会

優勝した富良野市立富良野東中学校

優 勝 富良野東中学校
準優勝 上富良野中学校


<大会戦評>

1回戦
富良野東中学校3−1(1−1)富良野西中学校
 得点者 岡田(16分)〔西中〕、国分(20分)、高澤(47分)、船木(55分)〔東中〕
 東中は印部、船木を中心としたパス回しと速いプレスでゲームを組み立てていった。対する西中は、岡田を起点にした速攻で勝負を仕掛けた。
 前半から東中がボールを支配していたが、16分に中盤から入れられた高いボールをキーパー佐藤がはじき、ゴール前でのボールの奪い合いから、西中岡田が豪快に押し込んだ。その後西中のペースになりかけていたが右サイドから駆け上がった東中国分がゴールまで切れ込みシュートを決めた。その後、両チームとも決め手を欠き一進一退の攻防が繰り広げられた。47分東中菅原が、キーパーとディフェンスの間にクロスボールを入れ、それに合わせた高澤がループシュートを決め、東中が逆転した。その後西中が同点をねらい幾度と無く攻撃を仕掛けるが東中中島・赤井・美馬のディフェンス陣に押さえられた。55分東中船木がドリブルで突破してシュートを決め、追いすがる西中を振り切った。
 
1回戦
上富良野中学校5−2(1−1)中富良野中学校
 得点者 向山(7分)、鑓河内(32分)、由利(33分)、安部(43分・54分))〔上富〕、植田(22分)、荒井(53分)〔中富〕
 上富は向山を中心にゲームを組み立て右サイドからクロスを有効に入れていた。対する中富は上富の攻撃に耐えながら、植田を中心とした速攻で対応した。
 前半から上富が積極的に攻撃を仕掛け、中富がそれに耐える形になった。9分には上富安部がミドルシュートを放ち混戦になった。そのまま上富由利がボールを押し込み先取点をあげた。さらに勢いにのった上富が攻勢に出たが、22分中富が中盤からキーパー前にクロスを入れ植田がキーパーと競りながらヘディングでシュートを決め同点に追いついて前半を折り返した。
 後半に入ってすぐに上富鑓河内がワンツーで抜け出し得点を決め、由利がゴール前の混戦からシュートをはなちゲームの行方を決定づけた。その後中富荒井が得点をあげて追いすがるが、上富安部に2点を決められ力尽きた。
  
決勝戦
富良野東中学校3−0(3−0)上富良野中学校
得点者 高澤(12分・22分)、水戸(29分)〔東中〕
 1・2試合目の暑さとはうってかわり、雲が出てきてプレーしやすい天候になった。両チームとも2試合目となり体力的な面で心配されたが、ともにすばらしい動きを見せた。
 前半から東中がボールを支配しシュートチャンスを多くつくった。12分と22分に東中高澤がシュートを決め試合を決めたかに思われたが、上富が岩瀬を中心としたディフェンス陣でボールを奪い安部や向山が攻撃を仕掛けるなど追い上げを見せた。前半終了間際の29分にコーナーキックから東中水戸が頭で合わせて待望の追加点をあげ、試合を決定づけた。
 後半にはいると、運動量の落ちない東中が印部を中心として攻撃を仕掛けるが追加点をあげることができなかった。上富もディフェンスからのロングボールに安部や向山が合わせるが、東中赤井、美馬らの好セーブに阻まれた。前半の3点を守りきった東中が上富の中連7連覇を阻止し、創部以来初めての上川代表決定戦出場の栄冠を勝ち取った。
  
 
最優秀選手 赤井 裕也 富良野東中学校
優秀選手 印部 聖也 富良野東中学校
菅原 利己 上富良野中学校
岡田 康 富良野西中学校
植田 豊穂 中富良野中学校
 

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