平成14年度ジュニアユースフットサル大会

決勝
緑が丘中2−2(1−1)<PK5−3>東明中
得点者 出崎(6分,23分)〈緑〉坂本(3分),早勢(16分)
緑が丘中 GK森 FP出崎,高橋星,廣富,白石 交替/FP曽根
東明中 GK遠藤 FP早勢,坂本,蟹谷,大西
主審/西川(聖園) 副審/對馬(富良野東)
【戦評/高原(北門)  奇しくも昨年度と同じ対戦カードとなった緑が丘と東明の決勝戦は緑が丘のキックオフで始まった。前半立ち上がりから緑が丘は自陣からパスで組み立てを図るのに対し,東明はパスカットから縦への突破を試み,シュートまでもっていくという対称的な攻撃を見せる。先制したのは東明,3分に左サイドをドリブルで上がった大西からゴール前の坂本へパス。これを坂本がGKの動きをよく見てゴ−ル左に落ち着いて決め,1対0とリードした。しかし,緑が丘もすぐに追いつく。6分に右サイドコーナー付近から廣富が折り返したボールを中央に上がってきた出崎がダイレクトシュート。東明GK遠藤が反応するも強烈なシュートは遠藤の手をはじき同点弾となる。その後両チームともシュートチャンスが訪れるが,ディフェンス面で互いにふんばり決定的な得点機を作らせることなく前半が終了した。  後半も先にリードを奪ったのは東明。17分に緑が丘の攻撃からボールを奪った大西が中央から左サイドに横パス。そこに上がってきた早勢のシュートがGKの手をすり抜け得点となる。その後,緑が丘が後半から入った曽根の巧みなドリブルやボールタッチからシュートチャンスを作るもGK遠藤のファインセーブ等もあり,なかなか追いつけない。対する東明もロングパスやスピードを生かした縦へのワンツーで何度か緑が丘ゴールへ迫るが,決定的な場面とならず追加点を奪えない。膠着状態が続き,このままタイムアップかと思われた23分,自陣でボールをもった出崎が左サイドにパスを展開。東明のDFがボールに気をとられた瞬間にできた中央のスペースを見逃さずリターンパスを受けミドルシュート。このシュートが見事にゴールネットに突き刺さり土壇場での同点劇となり,勝負はPK戦へと突入した。 PK戦では緑が丘のGK森が東明大西の強烈なシュートに反応し,左手一本でシュートストップ。このリードを守り,確実にシュートを決めた緑が丘が最後に勝利を収め,昨年度の雪辱を果たし,全道出場を決めた。



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