2年連続5度目の全道3位となった旭川女子アチーボU-15 
2回戦
旭川女子アチーボ2−1(0−1)稚内ステラマーレ
得点者 水口(32分),福士(41分)(旭)稚内(20分)
アチーボ GK丸田 DF長田、八幡、勇、小原 MF久野、島森、山田、笠谷 FW福士、水口
交代/FP 嵐、後藤、大友、小笠原、藤原
 アチーボの初戦は稚内ステラマーレ。開始1分には笠谷のスルーパスから福士が抜け出してファーストシュートを放つ。アチーボは山田、島森の中盤の支配から、右サイド水口の突破力を生かして再三ゴール前にボールを入れるが、ラストパスの精度が欠き得点できない。序盤は細かなパスワークから押し込んだアチーボだが、次第に稚内に長いボールを入れられ、長身FWに背後を狙われ出す。そうした展開からクリアミスを拾われ、20分に先制点を許す。この1点が重みになったか、展開が狭くなりボールサイドに人数をかけて守る稚内守備陣を崩せず1対0で前半を折り返す。
 後半に入って早々の31分アチーボは山田の左CKをGKが弾いたところを相手DFがハンドのファウル。このPKを水口が一度は外したものの、やり直しとなった2度目には豪快に蹴り込んで同点に追いつく。この1点で息を吹き返したアチーボは、山田、島森を中心にサイドチェンジも多く出始め、アチーボペースとなる。35分の山田の右CKからの福士のボレーなどチャンスも数多くなる。42分アチーボは小原、小笠原と渡ってセンタリング。後藤のシュートを福士がヘッドで合わせる。これは防がれるがこぼれ球を福士が体制を崩しながら蹴り込んで逆転に成功する。その後も44分の島森、53分の小原、大友と渡ったシュートなどチャンスは作るが追加点を奪えない。相手FWのスピードに苦戦しながらも勇、小原の両CBが相手攻撃陣を抑えきり準決勝へと駒を進めた。
準決勝
旭川女子アチーボ0−9(0−4)クラブフィールズ・リンダ
得点 リンダ((4分,21分,26分,29分,34分,42分,44分,53分,60分)
アチーボ GK丸田 DF久野,長田,八幡,小原 MF島森,山田,大友 FW福士,水口,小笠原 交代/FP嵐,勇,後藤,木谷,笠谷,谷口,藤原,新田
 7連覇を含み,過去12年間で11度の優勝を誇るクラブフィールズ・リンダとの準決勝。序盤アチーボはいい立ち上がりを見せる。しかし,2分福士が負傷退場。これに動揺したか,4分ペナルティエリア右外のFKが風に乗ってそのままゴールインし失点する。その後はリンダの攻撃を耐えながらもカウンターアタックで対抗。リンダの激しい当たりに合いながらも,山田からの再三の好フィードで左の小笠原を走らせる。守備でも小原,長田らが懸命に守る。しかし21分ミドルシュートから2点目を奪われると,26分,29分と連続失点。後半に入り山田のシュートがクロスバーをたたくなどチャンスはあったもののゴールは遠く。相手エースに5点を奪われ9対0で敗れた。しかし,2年連続で第3位に入り全国まであと一歩と迫ったアチーボの今後に期待したい。







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