H28

 第3回地区カブスリーグ決勝大会
 
 平成28年10月8日〜10日 東光スポーツ公園

10月10日(月)決勝 東光スポーツ公園
静 内3−0(0−0)L-WAVE
得点者 門脇(50分),三浦(72分,74分)(静)
静 内 GK水谷 DF久保,土井,渡辺,高田 MF門脇,本間,三浦,海馬澤 FW藤川(土渕),鳴海(松下)
L-WAVE GK久保田 DF千葉(菊地)、湯谷、中本、前田 MF阿部(川畑)、山田、村上、末木 FW螺良(松川)、熊谷
 ともに初戦から危なげない戦いで勝ち抜いてきた静内とL-WAVEの決勝、小雨が降る中で試合は開始。互いに中盤をコンパクトにし、プレッシャーを与え前線への配球の遮断を図る。互いに中盤の圧力を回避しようとL-WAVEはスルーパスから熊谷の抜け出しを狙うが静内も高田が体を張った守備で対応。久保も的確なカバーリングを見せる。静内は左サイド海馬澤のパワフルなプレーから活路を見いだそうとするが、L-WAVE前田、湯谷の堅い守備に阻まれる。8分L-WANEは右CKから村上がゴール前に精度の高いボールを入れる。混戦から山田がシュートを放つがDFがブロックして防ぐ。徐々に中盤のボールを拾い出しL-WAVEは螺良のスピードのある突破からチャンスをつかみ出す。28分L-WAVEは螺良のパスを受けた前田が左足で好シュートを放つが、GK水谷が好セーブを見せる。33分静内も反撃、三浦から鳴海とつないで海馬澤がシュートを放つ。次第に静内は中盤で三浦、門脇が機能し始めチャンスを作り出す。35分には門脇のラストパスから抜け出した渡辺がペナルティエリア内で受けシュートを放つがわずかにボールは左にそれる。終了間際の藤川のCKからの門脇のヘッドもそれて得点ならず。一進一退の攻防は前半スコアレスで終わる。 後半もL-WAVEは前田、静内は海馬澤の左サイドを起点に攻撃を仕掛ける。50分静内は海馬澤が中盤でボールにからんでこぼれたボールを門脇が中盤をドリブルでスルスルと抜け出し25mの距離から左足で思い切りよくシュート。ディフレクションしたボールはドライブがかかってゴールに飛び込み先制した。勢いにのった静内は次々とL-WAVEゴールに襲いかかる。64分には本間のパスから藤川が相手DFをかわして放ったシュートはポストをたたく。67分にも本間とのワンツーから抜け出た三浦のシュートはバーに嫌われる。L-WAVEも負けじとカウンターで対抗。中盤で前田が前を向いてプレーする機会が多くなり,静内ゴールに迫る。川畑のラストパスから熊谷がゴールに迫るが,静内渡辺がスピードをあるカバーリングで防ぐ。さらに熊谷のスルーパスから前田が左サイド深くに進入するものの,静内土井がカバーリングと,静内両サイドバックが素晴らしい対応を見せる。68分,L-WAVE熊谷のスルーパスに抜け出た松川がGKと1対1になりシュートを放つが,今度はGK水谷が足でストップしピンチを救う。71分村上のCKから松川のヘディングシュートもポストをたたき,ゴールを割れない。互いに疲労も出始め,オープンな打ち合いの展開となる。守備でリズムを整えた静内は終盤再び攻勢に出る。72分門脇から右サイドのスペースに走り込んだ三浦へパスが出ると,三浦はペナルティエリアに入り込み角度のないところから右足でシュート。これがGKの頭上を破って貴重な追加点をあげる。さらに74分には藤川の右CKを三浦が再びダイレクトでたたき込んで駄目押しの3点目を奪う。L-WAVEも終盤1点を返そうとしますが及ばず。決勝に相応しい好ゲームは静内が3対0で勝利し,第3回大会の覇者となった。


10月9日(日)東光スポーツ公園 準々決勝
翔陽中2−1(1−1)上磯中
得点者 千葉(2分,41分)(翔)泉(14分)(上)
翔 陽 GK吉田 DF田,田巻,大井,川村(山本) MF町田,福原,宮下(遠藤) FW高田,池田,千葉
上 磯 GK高田 DF宮川、谷本、新濱、杉村 MF横内、横山(渡會,佐藤龍)、佐藤峻(小刀稱) FW鈴木、泉、佐藤猛
L-WAVE7−0(4−1)桜蘭中
得点者 熊谷(3分,60分),螺良(22分,26分,41分),末木(29分,40分))(L)上野(30分)(桜)
L-WAVE GK久保田(福田) DF千葉(小松)、湯谷、中本、前田 MF阿部(互野)、山田(松川)、村上(川畑)、末木(菊地) FW螺良、熊谷
桜 蘭 GK杉上 DF斉藤,曽ヶ端,佐藤光(高橋) MF上野,神取(赤坂),仲村,佐藤翔,得能,米谷 FW柾木(佐藤琢)
鳥取西中2−2(0−1)<PK4-1>広陵中
得点者 冨岡(38分),岡ア(43分)(鳥)小野(13分),上田(45分)(広)
鳥取西 GK水島 DF大橋,佐伯,角田,菅原剣 MF岡ア,冨岡,川代 FW熊谷,半田,菅原真
広 陵 GK不藤 DF鎌田,渡邊,井上,宮谷,佐藤(横田) MF,西岡,小野(松本),宮下(小針),上田 FW小林
静内中3−1(2−1)千歳中
得点者 門脇(3分,31分),本間(38分)(静)小林(10分)(千)
静 内 GK水谷 DF久保(高橋),土井(小池),渡辺,高田 MF門脇,本間,三浦 FW藤川(土渕),海馬澤,鳴海(松下)
千 歳 GK富川 DF佐藤瞭,井田 MF吉岡冬,遠藤叶,田村,野田(及川),遠藤優,吉岡郁 FW尾村,小林(佐藤吉)
準決勝
L-WAVE3−1(0−0)翔陽中
得点者 末木(45分,53分),松川(67分)(L)宮下(41分)(翔)
L-WAVE GK久保田 DF千葉(菊地)、湯谷、中本、前田 MF阿部(川畑)、山田(小松)、村上(互野)、末木 FW螺良、熊谷(松川)
翔 陽 GK吉田 DF田,田巻,大井(高橋),山本 MF町田,福原(遠藤),宮下 FW高田,池田,千葉
静内中4−0(3−0)鳥取西中
得点者 本間(20分,40分),海馬澤(22分,26分)(静)
静 内 GK水谷(村中) DF久保(高橋),土井,渡辺,高田(坂口) MF門脇,本間(山崎悠),三浦 FW藤川(松下),海馬澤(阪井),鳴海(土渕)
鳥取西 GK水島(小鹿) DF大橋(中山),佐伯,角田(及川),菅原剣 MF岡ア,冨岡,川代 FW熊谷,半田,菅原真(松本)
 10月9日は午前中にまず準々決勝が行われました。昨年度全国中学に出場した帯広翔陽中と今年度の全道優勝チームの上磯中の対戦は,攻撃的な好ゲームとなりました。両チームともスピードのある選手が積極的にごーるにを狙います。2分翔陽は千葉が先制点をあげますが,上磯も14分泉が同点ゴールを決めます。しかし41分DFラインの裏に飛び出した千葉が決勝点をあげ翔陽がベスト4に進みました。L-WAVEと室蘭桜蘭中は,3分CKのこぼれ球を熊谷が押し込んで先制します。22分には左サイドのクロスを起点に螺良が,さらに26分にも螺良が連続得点し突き放します。29分には阿部のCKを末木がヘッドで合わせて4点目。桜蘭も30分上野が1点を返しますが,後半螺良の2試合連続ハットトリックを完成するゴールなどで3点を奪って快勝しました。道東対決となった中標津広陵と釧路鳥取西は,前半は上田,小野のスピードを生かした広陵が優勢に試合を進めます。13分には上田のパスから小野が先制点を決めます。しかし38分冨岡のゴールで流れは朝食鳥取西に傾きます。熊谷,岡アらを軸にして43分には岡アが逆転ゴールを決めます。しかし広陵も45分上田がPKを決めて勝負はPK戦へ。PK戦では昨日に続いて水島がビッグセーブを連発。2試合続けてPK戦で勝利を飾りました。静内中と千歳中の対戦は,3分静内中が三浦のFKから本間と渡って門脇が最後は蹴り込んで先制します。千歳も10分小林がPKを決めて同点としますが,静内は31分三浦のCKから本間がヘッドで合わせこぼれ球を門脇が得点しリードを奪います。36分には海馬澤の左サイド突破から藤川がスルーし,最後は本間がゲットして千歳を突き放しました。 午後に行われた準決勝。41分翔陽は左サイドからのパスを受け取り宮下が先制点を決めます。しかsL-WAVEも45分末木が左からのクロスをボレーで決めて同点にすると,53分には再び末木が今大会7点目となるゴールを決めて逆転します67分には交代出場の松川が駄目を押して明日の決勝へと駒を進めました。鳥取西と対戦した静内は,海馬澤のスピードを生かした静内が押し気味に試合を進めます。20分本間がが中央を抜け出して先制点を決めると,22分,26分と海馬澤が連続ゴール。鳥取西も熊谷,半田を起点に攻めますが得点を奪えません。逆に静内は40分本間が駄目押しのゴールを決めて決勝に進みました。

   
   
   


1回戦 10月8日(土)東光スポーツ公園
翔陽中2−1(1−1)北村・月形
得点者 千葉(13分),池田(44分)(翔)平野(24分)(北)
翔 陽 GK吉田 DF田,田巻,山本(福原),川村,大井 MF町田,宮下(大宮) FW高田,池田,千葉(遠藤)
北村月形 GK川原 DF河野,山本大,山谷,新田 MF平野,中村,金田(三森),山本新 FW瀬能,横山
上磯中5−1(3−0)菁園中
得点者 泉(3分、27分、65分、69分)、鎌田(25分)(上)亀澤(70分+2分)(菁)
上 磯 GK高田 DF宮川、谷本、新濱、横山(畠山) MF横内、横山、佐藤猛(小刀稱) FW鈴木(佐藤龍)、佐藤峻(鎌田、渡會)、泉
菁 園 GK菊池 DF和田、吉村、亀澤、白木 MF中谷、中居、水原、山口(横山)、森地(安田) FW本間(江本)
L-WAVE11−0(7−0)利尻鴛泊中
得点者 熊谷(24分)、螺良(27分、30分、49分)、末木(28分、33分、48分)、山田(34分、39分)、中本(67分)(L)
L-WAVE GK久保田(福田) DF千葉、湯谷、中本、前田 MF阿部、山田(互野)、村上(川畑)、末木(松川) FW螺良(菊地)、熊谷(小松)
鴛 泊 GK輪島 DF西村(前田)、山本、葛西、平川 MF松谷、黒川(鎌田)、川口、鈴木、蛎崎 FW坂本
桜蘭中3−1(0−0)TRAUM旭川
得点者 佐藤(48分,68分),仲村(56分)(桜)深海(58分)(T)
桜 蘭 GK杉上 DF斉藤,曽ヶ端,佐藤光 MF上野(赤坂),神取(高橋),仲村,佐藤翔,得能,米谷(大橋) FW柾木(佐藤琢)
TRAUM GK篠永 DF浅野(吉田),寺島,中野,晴披 MF大島,押方,高畠,神田(尾形) FW深海,西木
広陵中4−0(1−0)札苗北中
得点者 小野(0分,36分,42分)(広)西岡(55分)(札)
広 陵 GK不藤 DF鎌田(横田),渡邊,井上,宮谷 MF村上(佐藤,松本),西岡,小野(鈴木),宮下(小針),上田 FW小林
札苗北 GK岡田 DF柴田(森),片岡,小財,桜庭 MF門田,笹井(松枝),飯塚,山口,柴田 FW三品
鳥取西中1−1(0−0)<PK4-1>奈井江中
得点者 熊谷(41分)(鳥)大学(57分)(奈)
鳥取西 GK水島 DF大橋,佐伯,角田,菅原 MF岡ア,冨岡,川代 FW熊谷,半田,菅原
奈井江 GK新井田 DF長谷川,鈴木、梨本 MF梅本,高橋,増井,大学 FW長谷川,角田響,角田悠
静内中8−1(3−0)高栄中
得点者 藤川(3分),三浦(14分,39分,63分),門脇(18分,42分,51分),O・G(64分)(静)長尾(66分)(高)
静 内 GK水谷(村中) DF久保(高橋),土井(小池),渡辺(坂口),高田 MF門脇,本間(阪井),三浦(山崎夢) FW藤川(山崎悠),海馬澤(土渕),鳴海(松下)
高 栄 GK井上 DF今井,前田,井上 MF窪之内,名和,平田,佐藤(香川),松浦(千葉) FW糸,長尾
千歳中1−0(1−0)忠和中
得点者 野田(30分)(千)
千 歳 GK富川 DF佐藤瞭,井田 MF吉岡,遠藤叶,田村,野田(及川),遠藤優,吉岡郁(佐藤吉) FW尾村,小林
忠 和 GK前田 DF沢田,大西泰,設楽,佐藤宏 MF大西勇,中井,山本,中西堅 FW佐藤瑚(中西翔),澤出
 第3回地区カブスリーグ決勝大会は10月8日(土)に東光スポーツ公園で開幕しました。開幕戦では北村・月形と帯広翔陽が対戦しました。13分翔陽は千葉がFKからのボールを左サイドからドリブルでDFを振り切り先制点をあげます。北村・月形も24分平野がミドルシュートを決めて同点としますが,44分翔陽は池田がドリブルで持ち込んで決勝点をあげました。全道中学チャンピオンの上磯と小樽菁園は序盤から泉を中心に攻撃する上磯がリズムをつかみます。3分にはその泉が先制点をあげます。25分鈴木のショートパスから鎌田が追加点をあげると,その後泉が3得点。序盤粘り強い守備を見せていた菁園も追加タイム亀澤が一矢を報いました。旭川・道北2位のTRAUMは全道中学に出場した室蘭桜蘭と対戦しました。一進一退の前半は,終了間際にTRAUMがペースをつかみ,高畠,西木のチャンスメークから押方,神田が好シュートを放ちますがポストの阻まれるなど得点できません。桜蘭は48分仲村のアシストから佐藤が先制点を奪うと,56分には得能から仲村と渡って追加点を奪います。TRAUMも58分深海が1点を返しますが,桜蘭は68分仲村のCKから佐藤が押し込んで駄目を押し3対1で準々決勝に進みました。L-WAVEは24分熊谷が先制すると,27分には螺良が追加点をあげます。その後の着々と加点したL-WAVEは螺良と末木がハットトリックするなど大量点を奪って利尻鴛泊に大勝しました。中標津広陵と札苗北は,小野を中心に広陵のスピードある攻撃陣が爆発。0分小野が先制すると,36分,42分にも小野が決めてハットトリック。55分には西岡が駄目押しの4点目をあげ4対0で快勝しました。奈井江と釧路鳥取西は一進一退の好ゲームを展開しました。鳥取西は41分熊谷がドリブルから先制点を決めます。奈井江も57分梅本のパスから大学が同点ゴールをあげます。試合はPK戦に持ち込まれ,4対1で鳥取西が勝ち上がりました。全道中学第3位の静内中は北見高栄と対戦しました。3分に門脇のシュートのこぼれ球を藤川が決めて先制すると,14分には海馬澤のCKに三浦がヘッドで合わせて追加点を奪います。その後も得点を重ねた静内は門脇,三浦が3得点。高栄も66分糸のスルーパスから長尾が1点を返しますが及ばず。静内がベスト8に進みました。旭川・道北1位の忠和は千歳と対戦しました。序盤は一進一退の攻防となります。千歳は野田,尾村の縦への推進力からチャンスをつかみます。大西泰を中心に防いでいた忠和ですが,30分千歳は吉岡の左サイドからのロングフィードに抜け出した野田が先制点を決めます。1点を追う忠和は終盤猛攻をしかけ,大西勇を中心に澤出らがゴールに迫りますが及ばず,千歳が準々決勝に進みました。
   
   
   
   


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