平成21年7月7日(水)〜9日(金)
東神楽町立東神楽中学校グランド
4年ぶり13度目の優勝を果たした東川町立東川中学校 |
1回戦 | |
東 川9−0(4−0)鷹 栖 | 得点者 高畑,白木,田中(2),平岡,関根,高橋,梅井,井上(東) |
前半,東川のペースの試合運びとなる。開始5分,鷹栖DFのクリアボールを東川E高畑が拾いシュートを決める。その後も,9分には,A白木,12分にG田中,17分にJ平岡が追加点を挙げ4点リードして後半へ。鷹栖は,F西田がドリブル突破を試みるが,東川のディフェンスを崩せない。後半も東川は,R関根,B高橋,G田中,P梅井,D井上が追加点をあげ,9−0で勝利した。 | |
当 麻5−0(1−0)上 川 | 得点者 秋場,花蔭,樋田(2),松浦(当) |
立ち上がりから当麻のサイドからの攻撃が上川ゴールを脅かす。しかし,上川I工藤を中心とした守備陣が要所をしっかり押さえ,粘りのあるDFでしのぐ。当麻は,I大家が中盤でしっかりボールをつなぎ,H樋田の右サイド突破からチャンスを作る。23分,ゴールキックからのボールをDFから奪ったH樋田が,エリア内をドリブルし,ゴール右隅に落ち着いて決め,当麻が先制する。1点を失った上川だが,気落ちすることなくボールに食らいつき追加点を許さず前半を終える。 後半も当麻ペースで試合が進む,6分,中盤でボールを受けたI大家が上川DF裏へスルーパス。J花蔭が走り込み左ネットに2点目を突き刺す。その後もI大家が,再三シュートを放つも上川GK谷越のファインセーブもあり,チャンスの芽を摘む。やや疲れの見え始めた19分,23分とH樋口が連続で点を決め,試合を決める。29分には右サイドから松浦が決めて5−0で当麻が快勝した。 |
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準決勝 | |
東 川1−0(0−0)美 瑛 | 得点者 松村(東) |
前半,一進一退の攻防が続く。どちらもキャプテンDFの保田(美瑛),庄内(東川)を中心とした守りが光る。前半終了間際,東川GKのハンドで,美瑛は,左からFKのチャンスを得る。このボールをGKがはじき,あわやゴールという場面で東川DFが必死の守りを見せ,前半を終える。 後半5分,東川は,右CKを2本得る。どちらも惜しかったが,ゴールを外す。その後も東川は,再三美瑛ゴールに迫るが,美瑛もGK古村,DF保田を中心に必死の守りを見せる。悪天候の上,滑りやすいフィールドにどちらも苦戦を強いられる。ロスタイム,東川はCKを得る。ラストチャンスとなるCKをキャプテン庄内が右から蹴る。これをMF松村が混戦からヒールで貴重な1点を奪い取る。その後すぐに終了のホイッスルが鳴る。最後の最後で1チャンスをものにした東川が決勝へと駒を進めた。敗れはしたが美瑛も粘りを見せる好ゲームであった。 |
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東神楽2−0(2−0)当 麻 | 得点者 山川,平岡(東) |
スリッピーなグランド状態の中,東神楽ボールでKick Off。立ち上がりから果敢に攻める東神楽が先制する。2分,中盤でパスを受けたJ山川がドリブルで独走。ゴール右隅に丁寧に蹴り込み主導権を握る。当麻もI大家からE秋場へのロングフィードでDF裏を狙うが,東神楽キャプテン原田を中心とするDFに苦しむ。11分,左サイドをドリブルでえぐり,低いボールを入れると走り込んできたE平岡が蹴り込み,2点目を挙げる。東神楽はその後も攻め入るが,シュートがバーをたたくアンラッキーもあり追加点ならず。 後半は中盤でのインターセプトから蹴り込む展開で当麻がチャンスを作るもシュートまで行けない。ピッチに水がたまり,つなげない展開となり,両者とも蹴り込むサッカーが続く。自陣からボールを出せない当麻だが,必死にボールに食らいつき何とかしのぐ。大家,松浦から蹴り出したボールを秋場がドリブルするもボールが止まり苦しい展開である。雨足もひどくなり,消耗しながらも両者追加点なく2−0で終了。東神楽が決勝に進んだ。当麻も10人ながら2試合を戦い,健闘した。 |
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東 川1−0(0−0)東神楽 | 得点者 井上(川) |
上川中央地区決勝戦 東川中学校対東神楽中学校の対戦。連覇を狙う東神楽中学校のKickOffで試合が始まる。前半は風上の東川中が先にシュートを放つ。攻守の入れ替わりが多く両チームともに決定機を作れずに試合が進んでいく。風下から攻める東神楽は、倉橋、冨田を起点に両サイドに展開しチャンスを作ろうとするも東川DF陣の堅守でゴール前まで中パスをつなげずにいた。前半20分過ぎ、パスカットをした東神楽の蔵田からのクリアボールに駒谷Hが反応しゴール前に抜けようとしたが、東川の河野の好ディフェンスにより決定機を逃す。27分東川中はPA付近で得たFKを松村が直接ゴールを狙うが、GKの正面に行き得点できず、前半を終える。 後半はGKだった根本@がFWに変更し、東川ゴールを狙う。34分左サイド倉橋からのセンタリングに根本がヘディングでゴールを狙うが得点にならなかった。両チームともゴール前までボールがつながっていくようになったがDF陣のがんばりで得点にならない。一進一退を繰り返す両チームだが、52分、東神楽中のクリアボールから東川の井上が35m超のロングシュートを放つ。放物線を描きながらボールはGKの頭上を越えてゴール左に吸い込まれ東川が先制。東神楽は59分PA内で得た間接FKのチャンスを生かせずタイムアップ。東川中が接戦を制し、4年ぶりに優勝を手にした。 |