旭川地区サッカー協会第3種技術委員会


予選リーグ エスパルス 旭川TC 町田JFC 勝点 得点 失点 得失点差 順位
エスパルスSS静岡 ○3-0 ×0-3 1 0 1 3 3 3 0 2
旭川地区TC U−14 ×0-3 ×1-5 0 0 2 0 1 8 -7 3
町田JFC ○3-0 ○5-1 2 0 6 8 1 7 1

3位トーナメント
旭川地区TCU-143−1FCパルピターレJrユース
旭川地区TCU-141−3波田FC
 2009年 12月19〜20日に行われたS-PULSE CUPに参加して、予選リーグ2敗で3位トーナメント(4チーム×2ブロック)にまわり1回戦は勝利したものの決勝で敗退し、予選リーグから通して、4試合行い1勝3敗という結果だった。
 予選リーグの一試合目は、エスパルス静岡と対戦し、手も足も出ないという感じではなかったが、0−3と敗れた。一人ひとりのボールコントロールと、チームとしての連動性の差が、結果として3点差での敗退につながった。旭川トレセンとしては、一つ一つのパスの丁寧さと、ボールへの関わりが少ない(遅い)ため主導権を握られてしまった。
 2戦目の町田JFC(東京)戦では、相手のフィジカル、スピード、ポゼッション、手数をかけずにシンプルにDFラインの裏をねらう攻撃やルーズボールに対する反応の早さなど力の差を見せつけられた試合となった。1対1の粘り強さが出てきたため、体の強い相手からボールを奪うところまでは、できることもあったが、奪った(マイボールになった)あとの丁寧さと、切り替えのスピードアップが課題となった。
 2日目に入り3位トーナメントの1回戦は、FCパルピターレJrユース(横浜)との対戦となった。終始押し気味に試合をすすめ3−1と今大会初勝利。猪又・杉森の3年生コンビの得点や、菅原のタイミングのよいオーバーラップからのクロスをつめての得点など、よい攻撃も見られた。
 最後の試合は、波田FC(長野)との対戦。旭川トレセン特にU−14の今年度の課題である2試合目の運動量が今回も浮き彫りとなって1−3と最終戦を飾ることはできなかった。
 町田JFCには力が及ばないと感じたが、他の3チームは、一長一短はあるものの、総合力で歯が立たないチームではなかったと思う。実力が拮抗したチームに勝ちきるには、チームとしてのボールへの関わりを増やすとともに、一人ひとりのレベルアップが課題となった大会であった。結果は残念だが、たいへん勉強になった。
 
 2年生はそれぞれ精一杯プレーしていたが、自分の良さを出し切れない選手も多かったのではないかと思う。失敗をおそれず、思い切ったプレーをしたり、ボールに対する執着心、そして、チームやチームメイトを助けるハードワークができるかといった心がけで、常によいパフォーマンスを発揮できる選手になれると思うし、もっている力はこんなものではないと思う。
 そのなかで、3人の3年生の活躍は大いに2年生の見本となった。杉森は2年生のFW以上に前線からプレッシャーをかけ相手DFに楽をさせず、ミスをさそっていた。猪又は中盤で豊富な運動量とボールに対する粘り強さを発揮し、チャンスには判断よく長い距離を走りボールを受けたり、相手DFを引きつけていた。加賀美は、1日目の試合で足首を痛めるも、2日目にも痛みをおして出場して、よくDFラインを統率し、安定感のある守備を見せた。また、オフザピッチでも、食事の準備など率先して行い2年生にはよい刺激になっていることと考える。





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