全道フットサル選手権2009(U−14の部) 2月7日〜8日 札幌市 |
A | 札幌ジュニア | 恵み野中 | 七飯校 | プログレッソ | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
札幌ジュニア FCユース |
○9-2 | ○2-1 | ○4-0 | 9 | 15 | 3 | 12 | |
恵庭市立 恵み野中学校 |
●2-9 | △2-2 | ○3-2 | 4 | 7 | 13 | -6 | |
七飯中学校 | ●1-2 | △2-2 | △4-4 | 2 | 7 | 8 | -1 | |
プログレッソ十勝FC U-15 |
●0-4 | ●2-3 | △4-4 | 1 | 6 | 11 | -5 | |
B | アンフィニ | 北見高栄中 | 苫小牧明倫 | 稚内中 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
アンフィニ MAKI.FC |
○6-0 | ○7-2 | ○10-0 | 9 | 23 | 2 | 21 | |
北見市立 高栄中学校 |
●0-6 | ○2-1 | ○8-1 | 6 | 10 | 8 | 2 | |
苫小牧市立 明倫中学校 |
●2-7 | ●1-2 | ○5-4 | 3 | 8 | 13 | -5 | |
稚内市立 稚内中学校 |
●0-10 | ●1-8 | ●4-5 | 0 | 5 | 23 | -18 | |
C | 帯北アンビ | スプレッド | 根室柏陵中 | 滝川明苑中 | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
帯北アンビシャス | ○3-2 | ○6-2 | ○5-0 | 9 | 14 | 4 | 10 | |
スプレッド・イーグルFC函館 |
●2-3 | ○4-2 | ○3-1 | 6 | 9 | 6 | 3 | |
根室市立 柏陵中学校 |
●2-6 | ●2-4 | ○6-1 | 3 | 10 | 11 | -1 | |
滝川市立 明苑中学校 |
●0-5 | ●1-3 | ●1-6 | 0 | 2 | 14 | -12 | |
D | 旭川啓北中 | フォーザ | R.シュペルブ | 名寄SC | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
旭川市立 啓北中学校 |
△3-3 | ○1-0 | ○7-0 | 7 | 11 | 3 | 8 | |
フォーザ サッカークラブ |
△3-3 | ○3-0 | ○4-0 | 7 | 10 | 3 | 7 | |
R.シュペルブ釧路U-15 |
●0-1 | ●0-3 | ○11-1 | 3 | 11 | 5 | 6 | |
名寄サッカークラブジュニアユース |
●0-7 | ●0-4 | ●1-11 | 0 | 1 | 22 | -21 | |
E | SSS | 蘭東室蘭SC | サンクFC | 小樽JY | 勝点 | 得点 | 失点 | 得失差 |
SSS ジュニアユース |
○7-5 | ○7-0 | ○2-0 | 9 | 16 | 5 | 11 | |
蘭東中学校&室蘭サッカークラブ |
●5-7 | ○11-1 | ○4-2 | 6 | 20 | 10 | 10 | |
サンクFCくりやま U-15 |
●0-7 | ●1-11 | ○3-2 | 3 | 4 | 20 | -16 | |
小樽ジュニアユース |
●0-2 | ●2-4 | ●2-3 | 0 | 4 | 9 | -5 | |
グループリーグ | |
啓北中(旭川地区代表)7−0(5−0)名寄サッカークラブ(道北地区代表) | |
得点者 | 藤原(2分,3分,4分,5分,8分),笠原(5分,10分)(啓) |
啓 北 | GK永井 FP保田,干場,笠原,藤原 交代/GK重綱 FP斉藤,高橋,若田 |
第1戦は名寄SCとの対戦となった。狭いピッチ(16m×30m)のため,序盤からポゼッションに苦しみ,守備ラインでボールロストし,いくつかピンチを招く。しかし,2分藤原が先制シュートを決めると勢いにのる。3分には笠原が放ったシュートがゴール方向に向かうところを藤原がプッシュして2点目。4分にも藤原が決めてハットトリックを完成。5分には笠原,その30秒後には笠原のループパスを藤原が決めて5対0とする。スタート直後は不安定だった守備陣も次第に安定感を増し,保田,干場,斉藤が相手の攻撃の芽をつぶす。GK永井,重綱も時折招くピンチに冷静に対処する。8分には干場がキックインから抜け目なくゴール前の藤原にパス。藤原はインサイドで合わせて6点目。10分には保田を起点に藤原から右サイドの干場,中央の笠原とワンタッチプレーで鮮やかに決めて7点目を奪いゴールラッシュをしめくくった。 | |
旭川啓北中(旭川地区代表)3−3(2−1)フォーザ(札幌地区代表) | |
得点者 | 藤原(2分),保田(5分),笠原(8分)(啓) |
啓 北 | GK永井 FP保田,干場,笠原,藤原 交代/FP斉藤,高橋 |
第2戦は次年度カブスリーグに所属するフォーザとの対戦。集中して試合に入った啓北は1分46秒保田のパスから藤原が先制ゴールを決める。先制点でリズムをつかんだ啓北は,GK永井のフィードから笠原がスピードでDFをかわしチャンスをつかむ。保田,干場の守備陣も相手Aのポストプレーによく体をはって攻撃をくいとめる。しかし3分,相手CKから一瞬マークがルーズになった隙をつかれて同点にされる。しかし,5分啓北は保田が左サイドでボールをキープしシュート。これが相手守備陣の間を縫ってゴール右隅にきまり再びリードを奪う。 後半も1点をリードする啓北はハーフライン付近でリトリートしながらカウンターからチャンスをねらう。7分30秒相手ゴール前へドリブルで進んだ藤原が倒されてPKを得る。これを笠原が確実に決めて再び2点差とする。しかし,ここからフォーザの猛攻撃が始まる。ピボの位置へのポストプレーと巧みな足技で何度も啓北ゴールに迫る。干場,保田も必死に体を張り,永井も好セーブを見せていたが,9分ゴール前での混戦からクリアしきれずに1点差に追いつかれる。さらに11分には直接FKを決められ同点ゴールを許す。啓北も終了間際藤原が単独ドリブルで相手ゴールに迫ったが,必死にカバーリングに戻ったフォーザDFに防がれ,3対3の引き分けで第2戦を終えた。 |
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旭川啓北中(旭川地区代表)1−0(0−0)R.シュベルブ(釧路地区代表) | |
得点者 | 干場(9分)(啓) |
啓 北 | GK永井 FP保田,干場,笠原,藤原 交代/FP斉藤,高橋,若田 |
第3戦は生き残りをかけての闘い。両チームとも勝てば決勝トーナメント進出。引き分け以下ならば予選敗退となる。しかし,互いに3戦目と言うこともあり,疲れからやや動きが硬い。そのため慎重なゲーム展開となり,なかなかシュートに至らない。啓北は保田,干場のポゼッションから笠原,藤原がゴールに迫るが疲れからかシュートまでには至らない。それでも,時間が進むにつれ笠原が縦への突破から何度かシュートを放つが相手GKの攻守に阻まれる。藤原も前線で体を生かしたポストプレーを試みるが,相手の集中した守備にあう。しかし,相手の攻撃には保田,干場,斉藤がねばり強く対応する。9分啓北はキックインをうけた干場がドリブルで進み,ペナルティエリアに入ったところで右45度からきれいにシュートを決めて先制する。この1点を守りきりたい啓北は総力戦に出る。交代出場の斉藤,高橋,若田も前線からチェック。最後まで集中を切らさず,1対0の勝利。フォーザと2勝1分けで並んだが,得失点差でグループ1位となった。 | |
準々決勝 | |
旭川啓北中(旭川地区代表)1−2(0−1)スプレッドイーグルFC函館(函館地区代表) | |
得点者 | 干場(17分)(啓) |
啓 北 | GK永井 FP保田,干場,笠原,藤原 交代/FP西根,斉藤 |
準々決勝の相手はカブスリーグ1部所属のスプレッドイーグルFC函館となった。しかし,昨日の激戦の疲れが残っているのか少々動きに鋭さがない立ち上がりとなる。攻守の切り替えの速いスプレッドに比べて,啓北は判断の遅さからなかなかリズムをつかめない。それでも,前線にいいボールが供給されると,笠原,藤原が鋭いターンを見せ何度かシュートチャンスをつかむが,なかなかゴールの枠はとらえられない。5分啓北左サイドを相手選手に突破され先制点を許す。1点を失った啓北は笠原のFKや斉藤のシュートなどから惜しいチャンスはあるが前半は0対1で折り返す。 後半出場タイムが長くなった保田,干場だが気力で守備し,持ちこたえる。しかし,疲れから判断が甘くなり14分自陣でパスカットされたところを逆サイドに展開され,痛い失点を喫する。2点のビハインドとなった啓北は,干場のオーバーラップや保田のドリブルから反撃の糸口をさぐる。そして17分ゴール前の混戦から干場が押し込んでついに1点を返す。その後も笠原の左サイドの突破などからチャンスをつかむが1点は遠くタイムアップ。2年連続で準々決勝の壁に泣いた。 |
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2年連続の全道ベスト8に進出した旭川市立啓北中学校 |