全道大会情報


第14回北海道クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 
 7月5日(土)〜13日 夕張平和運動公園
 
 
7月6日(日) 2回戦 
夕張平和運動公園
コンサ旭川 5−1(1−0) フロンティアトルナーレFC 
得点者  山下,高木,阿羅,玉田,吉本 
コンサ旭川  GK今岡 DF河原,成田(石井),伊藤,田中(澤田) MF玉田(細岡),中澤,高木(小手川),
阿羅,武井(吉本) FW山下 
 2分,相手のオフサイドで得たFKをGK今岡が前線へフィード。セカンドボールを処理したMF武井が相手DF間に縦パスを出すと裏へ走りこんだFW山下へ渡る。GKと1対1となった山下は落ち着いてGKの動きを見てゴール右サイドへインサイドキックで丁寧に流し込み先制点。今季初の立ち上がりの得点で波に乗るかと思いきや,その後は雑な攻撃で勢いがなくなる。やっと13分に先制点と同じような場面を武井,山下のホットラインで演出するが,今度は山下のシュートはGKのファインセーブにあいノーゴール。その後はしばらくミスパスが目立ち,自らチャンスを逃してしまう。結局前半は立ち上がりの1点のみ。次の1点が勝負のポイントとなりそうな試合展開となる。
 後半はすぐにチャンスが訪れる。36分,DF伊藤の縦パスに右MF阿羅が長い距離を走り裏を取る。ドリブルシュートを放つが,GKに阻まれ突き放すチャンスを逃す。40分には再び阿羅がCKを頭で捉えるが,これもGKに阻止される。そして,42分右サイドへのサイドチェンジ後阿羅から山下とボールが渡りセンタリング。左ポスト前へ飛び込んだMF高木がダイレクトボレーで待望の追加点。ここから一方的な展開となる。45分には山下のCKを阿羅が再び頭で合わせ,一度はポストに嫌われるが,リバウンドボールを蹴り込み3点目。2分後,山下からのロングフィードを裏に抜けた阿羅が受けセンタリング。逆サイドへ待っていたMF玉田が決めて4対0。しかし,守備陣が気を抜いたのか,48分に中央を簡単に崩され,フリーでペナルティエリアへ侵入してきた相手選手を,DF成田が後方からのタックルで倒してしまいPK献上。難なく決められ4−1となる。しかし69分,途中交代で右サイドに入ったMF吉本が止めとなる5点目を決めて試合終了の笛が鳴った。 
   
7月11日(金) 準々決勝
夕張平和運動公園 
コンサ旭川1−2(1−0)コンサ札幌 
得点者  武井(旭) 
コンサ旭川  GK今岡 DF河原,成田,伊藤,石井 MF玉田,中澤,高木(吉本),阿羅,武井(澤田)
FW山下 
  昨夜からの雨で水溜りこそないが,ピッチはスリッピーな状態。立ち上がりは静かな様相。両チームとも最初の10分はチャンスらしいチャンスを作れない。しかし,旭川左サイドで1対1の勝負で抜かれ,後方から相手FWにショルダーチャージをするとPKをとられる。しかし,このPKをGK今岡の読みがズバリと当たり,見事なセービングで阻止。このプレーで旭川の選手が活気付く。そして,13分裏を狙ったパスが跳ね返されるも,右サイドバックに入った石井がDFの背後へ浮き球のパスを出す。タイミングよく走りこんだMF武井が右足のインサイドで合わせると,前方へ動き出したGKの頭越しにゴールイン。待望の先制点をあげる。15分にもDF伊藤のロングフィードをFW山下が頭で走りこんできた武井にパスを出すと,見事に裏を取りドリブルシュート。しかし,惜しくもGKに阻まれる。その後17分,21分,25分,33分に札幌がシュートチャンスを掴み,徐々にペースを掴み始めるが,旭川DF成田を中心に集中して守り,全くフリーでは打たせない。GK今岡も好セーブ連発でゴールを死守する。前半は1対0のリードのまま終わる。
 後半は,最初の10分間は何とか札幌の攻撃に対応していたMF陣だが,次第に運動量が落ち,札幌のボールポゼッションの時間が多くなる。マークの受け渡しなどDF面での連携にほころびが生じ出す。52分にサイドから崩され失点。58分にも混戦から連続シュートを打たれ,今岡が2度弾き返すが,3本目のシュートはネットを揺らす。逆転された後も札幌は攻撃の手を緩めない。旭川も山下中心に反撃を試みる。終盤入った吉本のクロスやCKからチャンスをうかがう。阿羅がゴール前でフリーで放ったシュートは足にミートせずノーゴール。最後の力を振り絞るもタイムアップ。1対2の惜敗となった。


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