全道フットサル2008(U-14の部) 2008年2月9日(土)〜10日(日) 札幌市 |
グループリーグ | |
旭川啓北中(旭川地区)5−6(2−3)帯広FC(帯広地区) | |
得点者 | 山内(3),笠原,藤原(啓) |
啓 北 | GK永井 FP茂木,高橋竣,山内,笠原 交代/FP酒井,藤原 |
帯広FCとの初戦は相手の速いプレッシャーに戸惑う立ち上がりとなった。前線からの厳しいプレッシングにあって開始早々立て続けに失点。この2点が大きくのしかかった。DF陣はズルズルとラインを下げられてしまい,相手のドリブルに怯えた対応となる。山内,笠原の得点で1度は追いつくもののミスが出てすぐにリードを奪われる。時間が経過する内に,相手陣内でのプレーが徐々に多くなっていきはしたものの,相手のカウンターを警戒する余り後列からのサポートも遅れる。前半は3対2の1点のビハインドで折り返した。 後半は山内が2得点するものの,常に先に帯広FCに得点を奪われ後手にまわる。追いかける展開のゆとりのなさから,ラストパスやフィニッシュに精度を欠く。終了2分前に藤原が1点差に追い上げる得点を決め,さらに絶好のチャンスを数度得るものの生かし切れず初戦を落とし,早くも土俵際に追いつめられた。 |
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旭川啓北中(旭川地区3−1(1−1)ユニオンジュニアユース(札幌地区) | |
得点者 | 山内(3)(啓) |
啓 北 | GK永井 FP酒井,高橋竣,山内,笠原 交代/FP茂木,藤原 |
第1戦を落とした啓北だが,ユニオンに勝てば決勝トーナメント進出への望みもつながるため気持ちを切り替えて望んだ。試合開始からセーフティーな試合展開をするとともに,守備の混乱を修正する。酒井,高橋竣の守備も,カバーリングもよくユニオンの攻撃の芽をつみとる。2分笠原が右サイドの酒井にパス。スペースに走り込んだ酒井はダイレクトで中央へ折り返すとフリーの山内が合わせるきれいな展開で先制する。この1点でリズムにのった啓北は,山内,笠原のコンビネーションもよく何度かチャンスをつかむ。しかし,5分不運にもペナルティエリア内でハンドをとられPKで同点とされる。 1対1で折り返した後半,山内が右サイドをドリブルで破り勝ち越しのゴールをあげる。さらに藤原のキックインからのパスをうけた山内が右サイドを再びドリブルで駆け抜け,豪快に駄目押しの3点目をあげる。狩猟間際,ピンチを迎えるがGK永井の好守と茂木の体を張ったプレーで何とか防ぐきり,3対1で快勝した。 |
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旭川啓北中(旭川地区)3−0(1−0)岩見沢ジュニア(空知地区) | |
得点者 | 藤原,茂木,酒井(啓) |
啓 北 | GK永井 FP茂木,高橋竣,藤原,笠原 交代/FP酒井,藤村,山内 |
勝てば決勝トーナメント進出への道が大きく広がる第3戦だが,試合前主将山内が体調不良を訴え,藤原が初先発する。その藤原へ序盤,高橋,茂木からくさびのボールが入り,試合のリズムをつかむ。そして,3分笠原がドリブルで相手陣内に突進。ルーズボールを藤原が奪い,ターンしながら左足で蹴りこみ先制する。終了間際には,岩見沢ジュニアの猛攻をうけるが,高橋竣を中心としてなんとかくい止める。 後半体調をもどした山内を投入。9分茂木が中央ではった山内とのワンツーリターンから,右足で貴重な2点目をあげる。Aコートの途中経過では帯広FCとユニオンが2対2となったこともあり,啓北はぐっと有利になる。12分には笠原のキックインから酒井が右足で蹴りこんで3点目をあげる。この1点で試合を決定づけた。啓北は最後まで集中し,3対0で快勝。1位で決勝トーナメント進出を決めた。 |
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準々決勝 | |
旭川啓北中(旭川地区)1−5(0−3)札幌ジュニア(札幌地区) | |
得点者 | 茂木(啓) |
啓 北 | GK永井 FP茂木,高橋竣,藤原,笠原 交代/FP酒井,藤村,池田,干場 |
決勝トーナメントであり,1つのプレーにミスがゆるされない1戦。しかし,札幌ジュニアの切り替えの速さに手を焼いた。滑り出しこそ追いついてプレーしているかと思われたが,2分守備陣がボールを奪われ失点する。この後も好守の切り替えの速さについていけず次々と失点3点のビハインドを追う展開となる。開き直った中盤以降はチャンスも生まれ始め,藤原がポストプレーから2度,3度とシュートチャンスを得る。また,茂木がオーバーラップし,シュートを放つものの得点にならない。10分30秒相手GKが一発退場となりチャンスを得るが,30秒後に啓北も2枚目の警告を受け退場者が出る。 後半は今大会初登場の池田が縦に出るスピードから好機を作る。また,酒井のFKなどからチャンスをつくるが,得点できず,逆にミスから4点目を与える。何とか1点をあげたい啓北は17分茂木がインターセプトからGKと1対1となって1点を返す得点をあげる。さらに高橋竣を前線にあげ,何とか得点をねらうが逆に札幌ジュニアに5点目を奪われ,ベスト8で涙をのんだ。 |