平成16年度留萌地方中体連サッカー大会

平成19年7月3日(火),4日(水)
東川町立東川中学校グランド

2年連続3度目の上川代表決定戦出場を決めた東神楽町立東神楽中学校


鷹栖中VS東川中【齋藤政人】
前半,最初にボールを支配したのは東川。左サイドの能沢から相手陣地を崩しにかかる。しかし,鷹栖DFは落ち着いた対応で東川の攻撃を防ぎ,カウンターを狙う。東川DFの裏にボールを落とし,GKと1対1の場面をつくるも得点には至らない。両チームとも,ゴール前の後一歩のところまで迫るがなかなか得点できない我慢の展開で前半を終える。
 後半になり,リズムのでてきた鷹栖は37分,尾内がセンターサークルからドリブルで持ち込みシュートを放つが,惜しくも左に外れる。東川は高畑を起点に攻め込むが,鷹栖の堅いDFに押し返される。それでも東川は相手の一瞬の隙を突き,工藤がシュートを放つもGK正面。更に能沢が落としたボールを江添が中央でシュート。惜しくもゴール上に外れる。後半55分,最大のチャンスが鷹栖に訪れる。左サイドの加藤が逆サイドに展開,尾内が持ち込みシュートを放つがクロスバーにはじかれる。こぼれ球を狙うもGKの正面。結局,スコアレスで延長戦となる。
 延長3分東川は右サイドからのセンタリングに松村がボールを受けGKと1対1となるもシュートはGK正面。鷹栖は工藤のアーリーに太田が反応するもシュートはゴール右に外れる。互いに一進一退の攻防が続くも延長戦が終了。PK戦へと突入する。先攻は東川。一人目が外し落ち着いた鷹栖は確実にゴールを決める。3人目を外し後のない東川はGK齋藤が2本をファインセーブ。振り出しに戻す。試合が決まったのは9人目,鷹栖のGK安達が好セーブを見せる。次の加茂が落ち着いて右に決め,70分を越える激闘を制した。
東神楽中−上川中【田中紀彦】 試合開始から東神楽の猛攻が続く。7分,混戦から11番菅原がドリブルで抜け出てそのままシュート。先取点を奪う。東神楽は10番須藤,9番水戸が中盤でボールを支配。そこからのパスでシュートを狙う。 16分,9番水戸がドリブルからのシュート。17分,サイドからのボールが入ってきたところを9番水戸が合わせてシュート。10番須藤もシュートを果敢に狙うが,上川10番の森田,1番GKの相澤の必死のディフェンスに阻まれる。前半,東神楽のワンサイドゲームで終了する。 後半で上川も少し攻撃のチャンスをつくるがなかなかペースをつくれない。37分,東神楽17番鳥毛の放ったシュートがディフェンスのクリアミスを誘いOWNゴールとなる。 なかなか決定打が出ないまま進むが,後半19分,8番水上のサイドからのクロスボールに19番宮腰が足で合わせてゴール。後半ロスタイム,17番鳥毛のサイドからのクロスに15番安達がヘッドで合わせてゴールを決めダメ押しの1点として試合終了。



鷹栖中−当麻中【齋藤政人】 序盤は当麻がやや押し気味の展開でゲームを進める。鷹栖DFの裏にボールを落とし,高い位置で積極的にプレッシャーをかけ,田中がゴールを狙う。鷹栖はDFの背後にボールを落とし,GKを1対1のチャンスをつくるが,当麻GK佐藤の好判断に得点することができない。 前半21分,当麻,田中が左サイドからドリブルで突破。中央に入れたボールを菊池が合わせ当麻が先制する。鷹栖は当麻GKの頭の上を狙って尾内がロングシュートを放つが惜しくもゴール左隅に外れてしまう。当麻リードで前半を折り返す。 後半開始5分,当麻はオフサイドで得たFKから菊池が抜け出しシュート。2点目を得る。その直後,鷹栖は加藤がGKがとびだしたところをうまくかわしシュート。1点を取り返す。さらに,後半12分,鷹栖進藤が左に流したボールが加藤が左足で押し込み同点に追いつく。後半22分には,またも加藤が左サイドからシュート。ハットトリックで鷹栖がついにリード。後半28分には,加藤がダメ押しの4点目を決め,4−2で鷹栖が決勝進出となった。


美瑛中−東神楽中【國井裕之】 開始直後から東神楽がパスをつないでボールを支配しゴール付近まで攻めた。少しずつ美瑛も落ち着きだし,ロングパスからシュートへつなぐようになった。 前半13分,ゴール前で東神楽はフリーキックを10番須藤悠揮が決めた。また,17分には17番鳥毛が右コーナーからのセンタリングを左サイドから上がってきて,うまく合わせてゴール2点目。その後も東神楽は,ディフェンスをうまくかわし,フリーでシュートする場面もあったが得点ならず。この間,美瑛もゴール前まで攻めることもあったが,オフェンスが十分に上がりきれずクリアされた。 後半,東神楽はサイドから中へ,中からサイドへとボールをつないでシュートを重ねた。美瑛も8番金刺(トップ)につなげて攻撃のリズムをつくりだしたが,その直後,東神楽が後半41分,キーパーがこぼしたボールをつめた10番須藤がゴールして3点目。その後は東神楽が終始ボールを支配し続け,美瑛は攻撃する機会がなかなかもてなかった。


決勝鷹栖中−東神楽中【田中紀彦】 試合開始より東神楽がボールを支配する。3分,しっかりとしたパス回しから,10番須藤がシュート。キーパーがはじいたボールを9番水戸が押し込んで得点する。 鷹栖も6番尾内,14番進藤を中心に攻め込むが相手ディフェンダーに抑えられる。その後は,両チームとも一進一退の攻防が続く。東神楽は,幾度となくサイドからのクロスボールをあげるが,鷹栖の固いディフェンスに阻まれ,得点につながるチャンスがなかなかつくれない。 後半,お互いにチャンスをつくるが決定的な場面がつくれない。東神楽はパスをしっかり回しながら,40分,ゴール前に入ってきたボールを鷹栖のDFがクリア。そのボールをがゴール前につめていた東神楽9番水戸に当たり,はね返ってそのままキーパーの頭上を越えてゴールした。終盤,東神楽の占有率が上がり敵陣でのボールの奪い合いをする中,ロスタイムに入り,6番小出がミドルシュートを決め,ダメ押しの得点をあげた。




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