全道大会情報

2006年10月7日〜16日

第22回全道中学(U-14)サッカー大会 兼 ナイキプレミアカップ北海道大会

旭川市立緑が丘中学校3−0(0−0)根室市立柏陵中学校
得点者 杉本 宮崎 永田

 強風と雨の中、滝川市河川敷サッカー競技場で、参加24チームによる第22回全道中学サッカー大会兼ナイキプレミアカップが開催された。
 緑が丘は、一回戦の第3試合。風雨は午前中に引き続き、相変わらずの状態。風下にたった緑が丘は、小さくパスをつなぎ、左右からの攻撃を展開すべく、MF杉本・佐藤がおお外から、柏陵陣内へと攻め入る。しかし、柏陵のねばり強いDFにくわえ、緑が丘のバックアップの薄さ、中盤での粘り不足が目立ち、攻めが単調になり、なかなかフィニッシュまでもっていくことができない。やや、緑が丘ペースで試合は進むものの、両チーム共にシュートらしいシュートはほとんど見られず、前半が終了。
 後半は、風上にたった緑が丘が優位に試合を進め、柏陵陣内での攻防が続く。柏陵にやや疲れの見え始めた46分、左サイドの杉本がボールを保持すると、PA内をドリブルで突破。そのまま角度の薄い位置から、ゴール右上隅にシュートを決め、ようやく均衡を破る。その後も緑が丘の攻撃は続き、58分には右DF中島のオーバーラップから、途中出場のFW永田にパスをつなぎ、そのまま中央からシュート。柏陵GKの好守に阻まれる。59分には、右MF佐藤のスローインからFW荒川が右サイドをドリブルで強引に切れ込み、ゴール前にマイナスのパスを出すと、途中出場の左MF宮崎が走り込み、ゴール右隅に鮮やかにボールをたたき込み、追加点を奪う。続くロスタイムにはMF鷹橋が相手のクリヤーボールをヘッドではじき返すと、トップ中央に位置した永田がタイミング良く反応。柏陵DFの一瞬の隙をつき、飛び出すとGKと1対1。GA内でGKもかわし、オープンゴールにボールを落ち着いて送り込み、追加点を奪い、ゲームセット。
旭川市立緑が丘中学校0‐3(0‐3)FC DENOVA(札幌代表)
 降雨はないが、前日にもましての強風のため、ゲームコンディションとしては、かなり厳しい状況の中、2回戦が始まる。風下にたった緑が丘は、序盤からDENOVAに押し込まれ、苦しい展開を強いられる。スタメンのほぼ半数を1年生が占める緑が丘は、2年生主体のDENOVAのスピードとパワー共に圧され、思うようなゲームをつくることができず、主導権を握られる。さらに中盤でのアプローチの速さに、緑が丘MF陣は思うようにプレーをさせてもらえず、反撃も単調になる。DENOVAは左右のMFのスピードをうまくつかい、緑が丘陣内へと攻め入り、16分、右サイドからドリブルで切れ込むと、素速くマイナスのパスをPA内へ送りこみ、走り込んできた選手に合わせ先制点を奪う。さらに20分、同じく右サイドから走り込み、アーリークロスを送り込むと、PA内中央できれいに合わせ追加点を、さらに、21分、35m付近からのFKが風にのり、GK正面へ、GKがファンブルしたボールをすかさず、蹴りこみだめ押しの3点目を奪い、前半終了。
 後半、風上に立った緑が丘は、DENOVA陣内へと攻め入るシーンが増えたが、前線へのパスの精度に欠け、DENOVAのDFに抑えられ、決定的なシュートにつなげることができない。のべ9名の選手を入れ替え、フレッシュな選手を送りこみ、一矢報いたい緑が丘だったが、フィジカル面での差が大きく、ラストパス等の局面において、思うようなプレーがさせてもらえず、時間は流れ、タイムアップ。




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