平成16年度留萌地方中体連サッカー大会

平成18年7月4日(火)
留萌市浜中運動公園


1回戦 留萌中0−0(0−0,延長0−0)<PK4−3>港南中
増毛中2−0(1−0)羽幌中
3位決定戦 羽幌中4−1(2−0)港南中
決 勝
増毛中3−2(0−2,延長1−0)留萌中
【戦評/木藤(留萌)】
 2年ぶりの顔合わせとなった両チームの対決は,気温が上昇してピッチが蒸し暑い状態で始まった。序盤は留萌ペースで試合が運ばれる。中盤の加藤,大西を起点にしながら細かいパスをつなげ,左右に展開。前半5分,前線中央に出たパスをFW加藤が相手DFとせりながらも突破して左足でシュートを放つがクロスバーにあたり得点ならず。その後,右サイドMFの千葉にボールを集め,センタリングから何度かチャンスを作る。26分千葉のセンタリングから近藤が落ち着いて相手DFをかわしシュート,先制点を奪う。29分には千葉のシュートをGKがはじいたところを加藤が上手くあわせて2点目を奪う。前半は終始好守にわたり留萌ペースで終了する。
 後半に入り,菊地,甲谷を一つ前にあげて攻撃をしかけてくる。DF最終ラインから前線までをコンパクトにしてルーズボールを積極的に拾って前に送る。留萌の足が徐々に止まってきた39分,増毛甲谷が前線に送られてきたボールをペナルティーエリアやや左からシュートを放ち得点につなげ反撃を開始する。46分左サイドからセンタリングのボールにGKが飛び出し増毛南が落ち着いてGKをかわし同点とする。留萌は何度かパスをつなげてシュートを放つが決定力に欠ける。逆にプレスがきかなくなってきた留萌の中盤に対して増毛はドリブル突破から何度かチャンスを作る。
 2対2のまま延長戦に突入。延長戦に入っても増毛ペースで試合は進み,延長前半4分右サイドスルーパスがとおい増毛菊地が切れ込み相手DFをかわして角度のないところから左足でシュートを放つ。GKの頭を越えサイドネットに突き刺さりこれが決勝点となる。
 シュート数留萌17本に対して増毛は4本と決定力の違いと,増毛は11人しかいない状況での精神的な強さが留萌を上回っていた。

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