全道大会情報

決勝トーナメント



1回戦
緑が丘3−0(3−0)小樽ジュニアユース
得点者 片岡(2),北條
GK大橋 FP鷹橋,岸本,深川,堤  交代/GK西川FP片岡,北条,鈴木,村岡,熱田,三浦
【戦評/小林(緑が丘)】
  ハーフからのボックスDFの小樽に対し,序盤からやや押し気味にゲームを進める緑が丘であるが,攻めきれずに一進一退のゲームが展開される。試合が動いたのは6分過ぎ。トップの片岡,サイドの堤や岸本の動きの歯車がようやく合い始め,小樽陣内へと攻め込み始める緑が丘。9分過ぎ,DFの鷹橋から縦に素早い動きを見せた堤にパスが通ると,ドリブルで突破。中央に走り込んできた片岡にうまくパスがつながり,ゴール隅にボールをねじ込む。13分過ぎには,右サイドの岸本から,ボールを受けたトップの片岡がDFをかわし,豪快にシュートを決める。更に14分過ぎには,中央付近でボールを奪った片岡がドリブルで,相手陣内へ。右に走り込んできた北條にボールを渡すと,北條が落ち着いて岸本へマイナスパス。岸本がインサイドであわせたシュートはゴールバーにはじかれるが,ゴール前につめていた北條が角度のないところからボールをねじ込み,試合を決定づける3点目を奪い,前半終了。
【後半】疲れの見えてきた両チームは,互いに交代選手を投入し,激しいボールの奪い合いとなる。それでもやや緑が丘ペースで試合は進み,小樽のゴールを脅かすシーンが続くが,なかなか得点に結びつけることができない。その後も試合は一進一退の展開となり終了。
準決勝
緑が丘3−1(2−1)ユニオンジュニアユース
得点者 堤(3)
GK大橋 FP鷹橋,岸本,片岡,堤 交代/深川
【戦評/小林(緑が丘)】
  登別鷲別に先取点を奪われながらも自力に勝るユニオンは鷲別を3−1と下し,準決勝に駒を進めてきた。ユニオンは立ち上がりからプレスDFで積極的に緑が丘のボールを奪いにくる。それに対して緑が丘は序盤から落ち着いて対応。3分,トップの片岡が相手のパスをインターセプトするとゴール前まで強引に持ち込む。ユニオンの堅い守りに混戦となるが,左から走り込んできた堤に片岡が素早くパス。堤が蹴りこみ早い段階で先取点を奪う。その後は,7分過ぎまで一進一退のゲームが続く。両チーム共に決定的なチャンスを得ながらも,なかなか得点に結びつけることができない。ユニオンは緑が丘のゴールに再三シュートを放つが,GK大橋が積極的なセービングを見せゴールを割らせない。緑が丘はシュートを枠に入れることができない。ゲームが動いたのは8分過ぎ。中央で付近でボールを奪った堤が右サイドの岸本にパス。岸本が落ち着いて,PA内で堤にリターン。岸本と堤で2対1の形をしっかり決めて2点目を奪う。その後も,中央付近でユニオンのボールをインターセプトする場面が見られ,攻撃のチャンスをつくる緑が丘だが,14分,左サイドでボールをインターセプトされ,DFの対応が遅れたところをユニオン10番が素早くドリブル。そのまま持ち込みゴール左隅にシュートを決め2対1と迫り前半終了。
【後半】前半終了間際に点数を奪われた緑が丘であるが,後半開始20秒でユニオンのパスをインターセプト。片岡がノーマークのシュートチャンスを得,ドリブルから豪快にシュートを放つが惜しくもゴールポストに直撃。5分には,左12M付近のFKを鷹橋が蹴る。GKがはじいたボールを片岡が奪い,堤にマイナスパス。堤がゲームを決定づける3点目を奪う。その後,ユニオンはメンバーチェンジをしながら足を使った攻撃を展開する。緑が丘はユニオンの猛攻を凌ぐ場面が続き,緑が丘は選手交代をすることができず,我慢の展開。10分過ぎからは,ようやく一進一退のゲーム展開となり,緑が丘は強豪ユニオンに3−1と勝利し,決勝へと駒を進めることができた。
決勝
緑が丘1−3(1−2)札幌ジュニアFCユース
得点者 北條
GK大橋 FP鷹橋,岸本,片岡,堤 交代/FP北條,深川
【戦評/小林(緑が丘)】
  予選Aリーグで対戦した札幌ジュニアFCユースと「決勝」で再戦することとなった。リベンジに燃える緑が丘であったが,連戦の疲れからか,スタートメンバーに故障者が出,苦しい立ち上がりとなる。1分過ぎには,緑が丘DFゾーンのキックインパスをキープした札幌16番がPA付近に横切るようにドリブル。ファーストディフェンダーが完全に対応に遅れたため,あっさりシュートを打たれ,いきなりの失点。その後も,札幌の手堅いプレスディフェンスに緑が丘は思うようにプレーができずに,パスミスが目立ち始める。8分過ぎには,10M付近で痛恨のファールをしてしまい,札幌にFKを与えてしまう。札幌はFKを豪快にゴール左隅上部に決め,緑が丘を突き放す。点数のほしい緑が丘は交代出場の北條が10分過ぎにボールを奪うと左を素早くドリブル。トップの片岡にボールをあずけるとすかさずリターンパスを受け,ドリブルで独走。相手DFの対応が遅れたところを落ち着いてシュート。ゴール左に貴重な1点を決める。1点を取った緑が丘は徐々にペースをつかみ始めるが,札幌の素早いDFにおさえられ,なかなかシュートチャンスにつなげることができないまま前半終了。
【後半】札幌はDFの布陣をボックスから変えて,前半同様にプレスディフェンスで足を使った素早い動きを見せる。緑が丘も,自分たちの動きを取り戻し,相手の隙を窺うが一進一退のゲーム展開で時間が流れる。9分過ぎに,堤がキーパーのパスをインターセプト。DF二人をかわし,あわや同点かと思われるシュートを放つが惜しくも枠外へ。その後も,緑が丘は,足を使った攻撃で良い動きを見せていたが,12分過ぎ,やや疲れの見えてきた緑が丘のパスをインターセプトした札幌が左サイドを独走。緑が丘DFもしっかりシュートコースにはいるが,股下をDF,GK共に抜かれ,痛恨の3点目を献上してしまい試合終了。

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