トレセンU−13 8人制サッカー交流大会

試合順 対戦チーム 旭川のシュート数 得点 得点率 相手のシュート数 失点 失点率 勝敗 得点者 アシスト 得点の状況 試合の様子
1 帯広 11 1 9% 6 0 0% 佐藤 相澤 左サイド相澤からの折り返しを佐藤が落ち着いてゴールへ流し込む 前半はボールの収まりどころがなく、相手に多くのシュートを許した。後半に入り、佐藤、串らの中盤がしっかりとボールをためることにより、ボールが落ち着き、トップ相澤とのホットラインが機能し始める。相沢が左サイド深くに切り込む場面が多くなり、得点シーンへと結びついた。
2 千歳 12 1 8% 6 1 17% 藤村 菊地 トップ菊地へのくさびのパスを中盤から押し上げた藤村が受け、落ち着いてゴールへシュート。 前半は、前の試合よりも中盤の藤田、藤村の両選手が積極的に押し上げるもののディフェンスラインと前線とのラインが間延びし、ボールを支配できず、失点。しかし、数少ないシュートをチャンスを藤村が落ち着いて得点を決める。後半、ラインをコンパクトに保った旭川はボールを支配し、シュートまではいくものの決定力不足により引き分けとなった。
3 空知 10 1 10% 3 2 67% × 菊地     中村、作田らの両サイドディフェンスラインからの積極的な仕掛けと藤田、藤村から前線トップへのくさびのパスからシュートと攻めの形がでたものの、ゴールを割ることができず無得点に終わった前半。後半に入り攻め急いだ旭川は、空知に両サイド支配され、徐々に空知ペースに。失点を許したが前線からの積極的なディフェンスからボールを奪い菊地が得点。しかし、ロスタイムに決勝ゴールを決められ、万事休すとなった。
4 小樽 21 4 19% 3 0 0% 菊地藤田相澤内田 作田木島2佐藤2 木島→藤田      作田→木島→菊地  佐藤→相澤      佐藤(コーナー)→内田 全員による積極的な守備と、ボールを奪った後のダイレクトプレー、ポゼッションの判断がよく、落ち着いたボール支配により前後半ともに優位に試合を進めた。最終ライン内田や作田からトップへのくさびのパスからもチャンスが生まれた。また、右サイドDF管野も積極的なオーバーラップから思い切りのよいシュートを放っていた。
5 札幌 10 1 10% 10 1 10% 串橋 菊地 中盤串橋からトップ菊地へくさびのパス。リターンボールを串橋が受け、ドリブルでゴール中央のDFのギャップを突き、落ち着いてゴール隅へをシュートを決める。 前半立ち上がりから札幌の早いアプローチにじっくりとポゼッションできない旭川。ゴール前でGK本池を中心に何とかシュートを凌ぐ。前半の半ば過ぎから、相手のアプローチになれてきた旭川。逆に前線からの積極的なディフェンスから中盤、ディフェンスラインでボールを奪い、トップの木島、菊地にくさびのボールが入り始める。しかし、前半は札幌に得点を許す。後半は中盤の串橋からトップの菊地へのホットラインが相手DFを消耗させ、待望の同点ゴールが生まれる。後半はやや優勢に試合を進めただけに、追加点が取れなかったのが残念ではあったが、好ゲームであった。
6 室蘭 14 0 0% 8 1 13% × ボールをやや優勢に保持し、シュート数も上回ったものの、一瞬の隙をつかれ、試合を落とした。
7 網走 26 6 23% 6 0 0% 木島 藤村 菊地 相澤 串橋2 室蘭戦を落とし、チーム全体が暗いムードに包まれたが、開始早々からボールを奪いシンプルにトップにくさびを当てて、菊地、木島が積極的にシュート。または、中盤に落として藤田がシュート。あるいは、中村、作田の両サイドバックが積極的なオーバーラップで敵陣深く切り込んで折り返しと優位に試合を進めた。後半もメンバーは異なっているが、展開としては同様で最後まで攻撃の手を緩めず、気がつけば大差で最終試合をしめくくることができた。
合計 104 14 42 5   リーグ戦メモ
平均 15 2 11% 6 1 15% ☆3勝2敗2引き分け 

交流大会を終えて

 
                                                          旭川トレセンU-13
                                                        監督 添田英樹

 この交流大会は、原則として「前後半全メンバーを入れ替える」こと、そして、「ベンチからのサイドコーチが禁止」というルールのもとで行われた。 よって、ピッチに立った選手自身の「真の実力」が問われる大会でもあった。 旭川トレセンU-13では「よく観て、感じたことを伝え会おう」を冬季練習会の大きなテーマとして取り組んできた。 具体的には、「チャレンジアンドカバーをしっかりと行ってボールを連携して奪うこと」と「激しいプレッシャーに慌てず落ち着いてポゼッションすること」をトレーニングのテーマとして取り組んできた。こうしたことがどのくらい大会の中で発揮できるのか?
 そうした不安を見事に吹き飛ばしてくれるほど、選手達は声を出し、試合終了のホイッスルが鳴る最後の瞬間まで全力で戦ってくれた。 システムは3−3−2で挑んだ。 どの試合においても、前線から積極的にプレッシャーをかけ、連携してボールを奪い、シンプルにトップへ当ててゴールを目指したり、中央が狭ければ、両サイドバックがオーバーラップでワイドに攻めたりした。 また、相手のプレッシャーがきつければ、効果的に後ろを使いながらポゼッションをして、攻撃のチャンスをうかがった。 こうしたことがある程度できたことは収穫であった。 また、多くの地区と技術的には遜色なく闘えたこと、そして、声も比較的出せていたことも自信となった。 しかし、北海道トレセンチームと比べると、プレーの判断スピード、パスの質などはやや見落とりした感があるのは否めない。 特に、ゴール前でのフィニッシュ時の落ち着きという面でははっきりと差が出ていた。 具体的には、シュートを打つためのファーストタッチの精度や、ゴール前で良い状態でボールを受けるための準備(オフザボールの動き)に課題が見えた。 オフザピッチの面においては、「忘れ物ゼロ」、「旭川の代表として恥ずかしくない行動を」という目標で今回の大会に臨んだが、こちらも十分に達成できたと思う。 遠征全体として、オンとオフの切り替えがしっかりとできたことは大変評価のできることであると思う。 日頃のチームでの取組が選手に良い習慣として根着いていることを実感させられた。
 最後に、ブロックトレセン、増毛遠征、及び日々のトレセン活動にご協力いただいた、保護者の皆様、並びに各チームの監督及びスタッフ、関係者の皆様にお礼申し上げます。


参加選手団

【スタッフ】
監督 添田 英樹 旭川市立春光台中学校教諭
旭川地区トレセンU-13監督
コーチ 川口 卓哉 コンサドーレ旭川U-15コーチ
旭川地区トレセンU-13コーチ
コーチ 石前 真司 旭川市立永山南中学校教諭
旭川地区トレセンU-13コーチ
【選  手】
GK 本池 広幸 コンサドーレ旭川U-15
保田 陸人 美瑛町立美瑛中学校
DF 菊地 稜健 コンサドーレ旭川U-15
串橋 剛志 旭川市立広陵中学校
作田  洋 旭川市立広陵中学校
田辺 智優 コンサドーレ旭川U-15
中村 優太 教育大学附属旭川中学校
前田  陸 旭川市立東明中学校
MF 内田 練平 コンサドーレ旭川U-15
佐藤 佑磨 コンサドーレ旭川U-15
菅野遼太郎 コンサドーレ旭川U-15
藤田 知弥 コンサドーレ旭川U-15
藤村 知輝 コンサドーレ旭川U-15
FW 相澤 孝弘 旭川市立北門中学校
木島翔太郎 コンサドーレ旭川U-15
箭原  駿 コンサドーレ旭川U-15

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