全道大会情報

平成15年度
ジュニアユース(U-15)フットサル大会

予選第1試合
旭川市立緑が丘中学校2−0(1−0)小樽市立末広中学校
得点者 田中(7分)・斉藤(19分)
GK森 FP出崎・廣富・田中・斉藤  交替/FP鷹橋
【戦評/小林(緑が丘)】
  ゲーム開始早々から,ボールを支配した緑が丘は,廣富や斉藤のポストプレーが冴え,序盤から再三にわたり決定的なシュートチャンスをつかむ。しかし,相手GKの好手にも阻まれ,好機を得点につなげることができない。その後も,ボールを支配し続ける緑が丘であるが,得点をものにすることができずにゲームが流れる。前半も残り3分となったとき,中盤右サイドの廣富から左前線にいた途中出場の鷹橋へと正確なパスが通り,鷹橋が左サイドをそのまま突破。中央へと走り込んできた田中へボールをあわせ,田中がゴール角へボールをたたき込み,ようやく1点を先取する。後半も,前半同様の試合展開。終始ボールを支配する緑が丘ではあるが,決定力に欠く。試合終了1分前となったときに,第2ペナルティ付近でボールを得た斉藤が,相手選手をかわし左足でシュートを決め,2点目を奪い,試合終了。正確なパスまわしと高い個人技で末広中を寄せ付けることなくゲームは終了したものの,決定的チャンスをことごとく逃してしまった試合展開に後味の悪さを残したゲームであった。
予選第2試合
旭川市立緑が丘中学校1−1(0−1)岩見沢豊中学校
得点者 廣富(14分)
GK森 FP廣富・出崎・斉藤・田中 交替/FP鷹橋
【戦評/小林(緑が丘)】
 GK森 FP廣富・出崎・斉藤・田中 交替/FP鷹橋
 第1試合で強豪石狩FCを3−2で下し勢いに乗る豊中との対戦となった。1回戦同様,緑が丘がボールを支配する形でゲームがスタート。早いパスまわしとポストプレーで,序盤から,決定的なチャンスをつかむ緑が丘であるが,ゴールを奪うことができない。7分過ぎ,緑が丘のパスの乱れをついた豊中が,ゲームメーカーの4番にボールをパス。アプローチの遅れを見逃さず,4番が第2ペナルティー付近から豪快にシュート。ゴール左上に先制の得点を決める。後半も,ゲームを支配する緑が丘は,果敢に豊中のゴール前へと攻め込む。14分過ぎ,右サイドでボールを得た廣富が,相手選手のプレッシャーをものともせず,個人技で強引に切れ込み,右サイドから豪快にシュートを放つとゴール左隅にシュートが突き刺さり同点となる。その後も,FKのチャンスを得るなど,緑が丘はゲームの主導権を握りながら相手ゴールに攻め込むが,再三の得点チャンスをものにすることができず,同点のままゲームが終了。苦しい,結果を残してしまう。
予選第3試合
旭川市立緑が丘中学校 1−5(1−3) 石狩FC
得点者 廣富(5分)
GK森 FP廣富・出崎・斉藤・田中 交替/FP得能・黒沼・鷹橋
【戦評/小林(緑が丘)】
 決勝トーナメントへの出場を決めるためには,負けるわけにはいけない一戦をむかえた両チームの試合は,序盤から激しいボールの奪い合いとなる。個人技で相手陣内へと果敢に攻め入る緑が丘であるが,フィニッシュまでなかなか持っていくことができず,苦しい時間が続く。3分過ぎ,第2ペナルティー付近でボールを支配した石狩が一瞬のすきをつきシュートを放つと,選手たちの足下をすりぬけるようにして,緑が丘ゴールへとボールが吸い込まれ,先制点を奪われる。ややブラインド気味になったため,GK森も反応が遅れてしまった。先制点を奪われた緑が丘は,ポストプレーと素早いパスまわしで,ゲームを支配しようとするが,なかなか歯車が合わない。そのすきをつくように,4分過ぎ,またも石狩の逆襲に会うと,そのまま2点目を奪われる。緑が丘は5分過ぎに,廣富が右サイドから相手選手をかわし,なんとか1点を返すも,その後ボールの競り合いから相手選手を押し倒してしまい痛恨のPKを石狩に与えしまう。PKを決められ,前半を3−1で折り返す。後半の早い段階で,点を返したい緑が丘であるが,石狩の勢いを止めることができず,開始早々の11分に4点目を,13分過ぎに5点目を奪われ,その後一進一退の試合展開のまま,ゲームセット。
 1勝1分け1敗の結果で,惜しくも予選リーグ敗退という結果に終わる。






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