全道大会情報

平成14年度
第18回全道中学新人サッカー大会兼ナイキプレミアカップ北海道大会

北見市立高栄中学校0−0(0−0)<PK6−5>旭川市市立永山南中学校
高栄中 GK光岡 DF山崎,作田,仁木 MF武田,東海林,藤田,大水,佐野,高田 FW高瀬 交替/FP真野
永山南中 GK渡部 DF上田,中嶋,山内 MF桜井,筒井,河本,石井,佐々木 FW間崎,星
【戦評/小林(緑が丘) 高栄のキックオフでゲーム開始。序盤から永山南がやや押し気味でゲームが展開し始め,高栄陣内での攻防が続いた。4分過ぎには早くも永山南がCKのチャンスを得るが,高栄の堅い守りにクリアーされ,得点につなげることができない。8分過ぎには,高栄も永山南陣内でFKのチャンスを得る。高栄DF作田が40m近いFKをゴール前に流したところ,ボールがうまく風に乗り,惜しくも左にそれてしまったが,あわや直接ゴールに吸い込まれるかと息をのむFKであった。10分過ぎからは,高栄もペースをつかみ始め,DFから前線へとシンプルに放り込むボールがうまくつながり,永山南陣内へと攻め込み始めた。しかし,両チームともフィニッシュにつなげるパスの精度に欠き,チャンスをものにできず,その後も一進一退のゲーム展開が続く。16分には永山南が序盤から有効的な攻撃としてきた右からの展開が再びうまくつながり始め,アーリークロスを辛うじて高栄がCK逃げ,永山南がチャンスをつくる。しかし,続けて2度のCKを得るも,高栄の堅いディフェンスに阻まれ,またしても得点につなげることができない。20分には,永山南の再三の攻撃にたまらず高栄のMFがファウルをし,警告を受ける。ペナルティーエリア手前10mという絶好の位置からのFW星のFKはGK正面,とチャンスをものにできない。前半における石井,河本を中心とした永山南のボールの支配率は高く,このまま主導権を握ったかに思えた前半終了間際から,高栄のボールが徐々につながり始め,ハーフウェイラインをこえてからの積極的な動きが見られ,今後の展開が予測できない雰囲気で前半を終了する。 後半は永山南のキックオフでゲーム開始。前半終了間際の流れがそのまま続き,高栄のMF大水からのボールさばきが,トップの高瀬へとつながり始め,一転して高栄ペースで後半が進む。33分には永山南MFのクリアーミスを高栄高瀬がインターセプトしあわや独走かと思われたが,永山南の懸命のディフェンスで辛うじてCKに逃げる。更に直後の34分,後半出場の高栄真野からのボールを高瀬そして大水とつなぎ,ペナルティーエリア左手前の絶好の位置からのシュートは惜しくも永山南ゴールの左サイドネットへと突き刺さる。その後も,歯車のあった高栄は攻撃の手をゆるめることなく永山南陣内へと攻め込み,永山南に反撃にチャンスをなかなか与えない。永山南のGK渡部の好セーブやDF陣がふんばりで,高栄の攻撃をしのぐかたちが続く。44分過ぎからは,やや守りのスペースが狭くなった永山南に対して,高栄のスルーパスが通り始め,GKと1対1になるシーンも見られるが,GK渡部の頑張りで得点につなげることができない。更に47分には高栄の左35m付近からのFKもGK渡部の正面。52分には,左MF真野からのゴール前への絶妙なパスも渡部Kの好セーブに阻まれる。その後も,高瀬の素早い動き出しに永山南のディフェンスが苦しめられるシーンが続いた。永山南も55分,更にはロスタイムにサイドからの攻撃で,なんとか高栄陣内へと攻め入り,コーナーキックを得るが,決定的なものにはならず,試合はPK戦へと突入する。 PK戦は永山南の先攻でスタート。両チーム5人目までは危なげなく,ゴールを決めた。永山南の6人目が高栄のGKにシュートを読まれセーブされると,高栄の6人目が,なんとかゴールを決め,永山南を退け,駒を進める結果となった。




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