PLAYERS CUP 2001/02 

決勝

緑が丘中4−0(1−0)フォルトナ旭川FC
得点者 斉藤、桜庭B(緑)
緑が丘  前半/GK森  FP曽根,出崎,斉藤,高橋
       後半/GK清川 FP白石,桜庭,伊藤,中村 
フォルトナ 前半/GK平塚 FP村上,川井,太田,大橋 交替/FP信田
       後半/GK平塚 FP田畑,榊原,石井,小嶋 交替/FP細野
主審/西川(聖園) 副審/ 山岸(忠和)
【戦評/則末(神居)】
  決勝戦は序盤からゆっくりとしたゲーム運びで,互いに自陣でボールを回しながら,攻めの糸口を探す展開となった。ハーフウェー付近からのゾーンで守る両チームの堅いディフェンスに,ほころびを見つけることができず,ペナルティエリアに両チームとも入り込めない。仕方なく遠目からねらったシュートも好調な両GKを脅かすまでには至らない。しかし,その展開も緑が丘の高い技術が均衡を破る。3分53秒,斉藤が右サイドに開いていた曽根とのワンツーで相手DF陣を崩し,右足で先制ゴールを決めた。この得点でリズムにのった緑が丘は次第に崩すパスを供給し始め,曽根を中心に攻撃を仕掛け,出崎のシュートがポストに当たるなどチャンスをつかむ。一方のフォルトナは,攻撃に出ようとしたときには帰陣の早い緑が丘の守備に活路を見いだせず,GKのロングフィードによるパワープレーに頼る攻撃でチャンスをつかめない。7分のGK平塚のフィードから信田が放ったヘディングシュートがポストに当たったのが唯一のチャンスといってよく,緑が丘攻勢のまま前半を終えた。
  後半開始早々の12分47秒,緑が丘桜庭が左サイドを突破し,そのまま右足トゥキックぎみのシュートを放つとこれが右隅に決まり2対0とする。前半とは変わり緑が丘は積極的に縦への突破をねらった攻撃をしかける。フォルトナも田畑,小嶋を中心にチャンスをつかむがGK清川の攻守もあり得点できない。9分35秒緑が丘は,桜庭がハーフウェーでボールを受けると切れ味の鋭いフェイントで切り返し右足で3点目のシュートを決める。フォルトナも必死のパワープレーを見せるが,白石,中村が空中戦でよく体を寄せゴールを許さない。終了間際の11分57秒には桜庭が伊藤とのワンツーからハットトリックを完成するゴールを決め4対0とし,優勝に花を添えた。

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